2011年11月15日火曜日

金子潤先生特別授業


Special Class of The Jun Kaneko
金子潤の“アート”
Jun Kaneko, The Artist





金子潤先生特別授業
1963年に画家を志して渡米。同地にて陶芸と出合い、現在では米国を代表する陶芸家と賞される金子潤。
作品のフォルムには彫刻的造形力の強さを、表面に施される装飾は絵画の美しさを持ち、陶芸の可能性を感じさせてくれます。
また、人間の身長を遙かに超える作品のスケールもさることながら、「間(MA)」というコンセプトから生まれるアーティストとしての活動は彫刻、絵画、テキスタイル、ガラス、オペラの美術監督、財団運営にまでおよび、人間と文化(カルチャー)との関係をも追求するスケールの大きなアーティストです。
Jun Kaneko が思考する“アート”とは・・・、作家自身に語っていただきます。
ゲスト 金子潤 先生
日時 20011年11月21日 月曜日 16:20〜
会場 黎明館 L-101
申込 不要(入場無料)

関連企画
全ての企画は無料にて一般公開しております。
Jun Kanekoのアートを知り、金子潤の授業を受けてみませんか?
この秋、京都精華大学にて The Kaneko が開講されます。
・公開制作
金子潤先生による公開制作。
前回の来校時に制作した100センチ程度の「DANGO」に化粧、施釉を施します。化粧作業の際には画家としての制作姿勢を垣間見ることができるでしょう。
日時 11月21日〜25日 10:00〜12:00 13:00〜15:00
会場 風光館 施釉室
申込 不要、無料、随時見学可能
作業の都合上スケジュールが変更する可能性があります。その際にはご理解下さい。
・特別授業
金子氏の多岐にわたる活動、彫刻、絵画、テキスタイル、ガラス、オペラの美術監督、財団運営などからタイトルを選びレクチャー&ディスカッションします。
日時 11月23日25日 16:20〜
会場 春秋館 S-101
申込 不要(入場無料)
プロフィール
金子潤(かねこじゅん)1942年生まれ 1964年渡米、陶芸を学ぶ ジェリー・ロスマン、ピーター・ヴォーコス、ポール・ソドゥルナーらに教えを受ける 76年クランブルック・アカデミーにて教鞭を執る 86年ネブラスカ州オマハにアトリエを構える 06年国立国際美術館にて回顧展 09年より精華大学客員教授に着任
金子潤HP http://junkaneko.com/
KANEKO 文化財団HP http://thekaneko.org/
問い合わせ先
京都精華大学 陶芸コース研究室
Tel/Fax 075-702-5176(直通)

2011年11月13日日曜日

APP arts program "工芸制作の方法”



11月25日に【APP arts program 21"工芸制作の方法”】を開催します。

APP arts programとは京都精華大学陶芸コースの学生を中心に、
今日における「工芸」の可能性について対話するプログラムです。


今回のプログラムは二部構成とし、第一部ではゲストに染谷聡さんをお迎えして、これまでの制作についてのプレゼンテーションをして頂きます。
第二部では染谷さんの発表を受けまして、以前のゲストトークに参加して頂いた石塚源太さんと田中真吾さんにAPPメンバーを加えてトークセッションを行ないます。
それぞれの作家が「工芸」なるものをいかなる「方法」を用いて制作を行なってきたのかを話し合います。

皆様お誘い合わせの上、ご参加いただければと思います。



【APP arts program 21"工芸制作の方法”】 

日時 :2011年11月25日(金) 19:30-21:30
場所 :京都精華大学陶芸コース洋画コース7-23演習室
   (参加無料・申込不要)

19:30-  第一部:染谷聡プレゼンテーション
20:10-  第二部:トークセッション「工芸制作の方法」
        石塚源太、染谷聡、田中真吾、山極千真沙(APP)、
        藤信知子(APP)、中村裕太(進行)

2011年11月11日金曜日

展覧会のお知らせ


秋の展覧会ラッシュです!



酒器を扱った展覧会。
留学生の夫婦、金仁植(研究生)と金貴妍(院1)が出品しています。


『 酒祈展 〜祈りをこめて〜 』
2011年11月8日(火)〜11月20日(日)
9:00〜17:00 月曜休館

ワークショップ「おちょこを作ろう」
11月12日(土)
受付13:00〜 開始13:30〜
内容:手びねりと絵付け体験
講師:伯耆葉子
先着20名 費用:1500円
終了後、参加者全員で舞鶴の地酒の試飲会。
(自慢のおちょこがあればご持参下さい。
作品は完成後にお渡しします。)

舞鶴市北吸1039番地12





学部三回生によるグループ展。
中村正治、小林真夏、平井秀、岩永ゆかりが出品しています。


『ラボラトリー』
2011年11月22日(火)〜2011年11月27日(日)
11:00〜19:00(最終日17:00まで)

Gallery Take two
京都市中京区御幸町通御池上ル亀屋町399カーサ御幸1F

2011年11月10日木曜日

萬福寺芸術祭





来週末より開催の萬福寺芸術祭に、
陶芸コース院2の鈎一馬が作品展示で参加しています。

フリーマーケットやライヴ、ワークショップなどなど
イベント盛り沢山のお祭りです!

秋も深まってきた11月、
遊びに行ってみてはいかがですか〜





萬福寺芸術祭-EN-
2011年11月19日(土)〜2011年11月20(日)
12:00〜19:00
前売り:一日700円、二日通し1300円
当日:一日800円、二日通し1500円
※小学生以下無料

黄檗宗大本山萬福寺 京都府宇治市五ヶ庄三番割34

女流陶芸あらわるの巻!


某日某時刻、ここは西宮北口…
「どうも伊達めがねのお松です」
「どうも、No.1のキワ子です。」
陶芸の教室を飛び出して、都会に舞い降りた二人の女神。
陶芸コースの面々が都会にやってきた訳は・・・


\ジャジャン!/
紳士スーツビックバーゲン…選べる二着!!

そうそう、陶芸コースと言えどもフォーマルな衣装は必要です。
スーツ系陶芸なんて新しい!
女の子にモテるかもよ!男子諸君!!

ん?違う?
女子のハートをキャッチするのはいつの時代も女の子?
プリキュア?
違う?

すみません、真面目にやります。



ここは西宮阪急。
ここで行われる展覧会の搬入に来ているのです!
うっひょ~~~!!!女の子ばっかり!!
そう、この展覧会のタイトルは、
ズバリ「女流作家陶芸展


関西の大学を中心とした女子たちによる
陶作品の展示販売展なのです!


精華陶芸からも沢山の学生が参加してます☆
ここで、ちょこっとメンバー紹介!
ギーヨン可愛いよ、ギーヨン
韓流美女ギーヨン!
(………韓流ブーム、彼女が連れてきました。)

おなじみ二本薪のマイラバーCHIECO
「oh,very cute !!!」
 「アリガト、ワタシニホンニコレテヨカタネ」
何やらグローバルな会話をしている二人。
右は院生のKONKONさん、日本人です。

何やら真剣な面持ちで展示作業中なのは、器投げのかずよ

「ぐぁああ、静まれ…今は時ではない・・・私の右腕…!!」
彼女の搬入はいつも危険と隣り合わせ…
いつ右腕が疼いて器を投げるかわかりません。

*右腕を静める役を担う巫女さん(18歳)は
今日は風邪でお休みです。

 院生の作品を前に言葉が出てこないのはキワ子。
声をかけても返事がないと思ったら、
立ったまま失神していました。

院生の作品を見て目を開けたまま失神する人が続出。
間違えました、二人だけでした。


素敵な作品いっぱいの女流陶芸展!

アクセサリー作りのワークショップもやってます。
美人がいっぱい待ってますよ~




『女流作家陶芸展』
2011年11月9日(水)〜11月15日(火)
10:00〜20:00(最終日は17:00終了)
会期中無休

阪急西宮4階催事場
〒663-8204 兵庫県西宮市高松町14番1号







2011年11月9日水曜日

2回生進級制作 1

皆さん
2回生進級制作が始まりました。
用意は出来ていますか?
それではさっそくグループディスカッションの始まりです。

その前に担当・生駒先生による作品チェックです。
生駒先生を学生に紹介すると
「マダム〜」との呼び声
何のことかよく判りませんが生駒先生は「マダム」と言うことのようです。


 生駒「今まで何を作ってきたの?」
石井「白い作品を・・・・」

生駒「福田さんは?」
福田「世界の作り方を研究しています。」
生駒「征服計画?」

その背後では田中さんが何かを作っています。

何と「抹茶ラテ」
美味しそうです。

田中「生駒先生これ私が作った作品です。飲んで下さい」
生駒「ありがとう、喜んでいただくわ」

田中は抹茶ラテで追及の危機を乗り越えた。




陶芸コースの小さな巨人「オザッキン」
どれをメインで見せるか思案中
刻々と迫るプレゼンタイムに焦り気味
「どうしよ、動詞よ、同志よ!」



次々と繰り広げられる個人プレゼン





準備万端のオザッキン
「いつでもかかってこいや!」


と、言っておきながら、
出番が来ると
「え、ワタシですか?
次、ワタシですか?」
と焦るオザッキン


抜群なプレゼンにて拍手喝采を受けた自信作を前に
ファンヨンは余裕です。


笑顔で乗り切るアヤネ
窯詰め、窯出しの際スカート、ヒールは止めて下さい。





こうやって時間が過ぎ
明日からはグループディスカッションの毎日です。
作りたいモノをちゃんと考えておくように。

2011年11月8日火曜日

比叡山への道

さる土曜日
精華大学発 比叡山経由 日吉大社詣に行ってきました。
曇り空、小雨ぱらつくなか、風光館前に集合したのは4名。
山をなめきった川瀬君はショルダーバッグで登場です。

まずは今日だけ陶芸コース4回生の大成君を先頭に市街地を歩き修学院を目指します。

大成君、百々君の教えを守り
「くそさむい」とか
「くそ面倒」とか
「くそ」を枕詞ににこやかに話しながら進みます。


眼前のそびえる比叡山には
「くそほど雲がかかっているじゃん」と大成談
この暗雲、吉となるか凶となるか
地図を忘れた一行は比叡山を目指します。


修学院をこえて雲母坂へ
フェンスのポールに「登山口」と書いてあります。
あまりの軽さに「本当か?」と疑いつつも
地図を持っていない一行は、とりあえず坂を上りはじめました。


そして、第二の書き込みを発見!
これで間違いなし!
地図無しの一行は胸をなで下ろしました。



精華大学修学院荘の門を通りすぎる一行



いつの間にやらメンバーは2人増えて6名となり。

そしてやっと雲母坂の入り口に



いきなり始まる急勾配の道
先陣はリーダー福田が切り開きます。


福田パワーによって切り開かれる山道
モーゼの十戒のように山が割れ、険しい道が出現します。
あまりのすごさに福田さんがヨーダに見えてきました。
「ルークよ、フォースと共に」



ちょー険しい雲母坂を過ぎひと段落の一行

道標を見つけるたびに。
「道を間違ってないんだ、良かった」と一安心
皆さん地図は忘れない方が良いですよ!


多分、岩倉地区を一望

福田さんを先頭に登山は続く

やったー、道標。
道、合ってるよ、オイー!

分かれ道
リーダー福田は迷うことなく急勾配の旧道へ


ケーブルカーの駅に到着


風を避けて林の中で昼食を

食後、皆での無事下山を誓うリーダー福田の後ろ姿

そして、気づいたら延暦寺の境内へ


根本中堂
阿弥陀堂を見て


下山、日吉大社へ向かいます







日吉大社に到着



神仏習合の鳥居をくぐって境内に



ここからは雨が本降りになり
足早にお参りして
「そば」を食して帰路につく

「くそほど疲れました」と大成談
燃え尽きた矢吹ジョーになってます。


 坂本より京阪電車に乗り

10分もすれば皆眠りはじめました。
しかし、番人ヤマモトは眠りません。
なんせ「番人」ですから。


皆さん、地図のない旅にお付き合い頂きありがとうございました。



わたくし、この日の夜
40度までフィーバーしてしまいました。