2009年6月30日火曜日

ソーダ窯

 精華大学陶芸棟の廊下に突如現れた"'いってこい窯"'!!!
先月、客員研究員としてアメリカからジョン・キーナンさんに来ていただきました。その時にキーナンさんの指導のもと、この"'いってこい窯"'でソーダ灰を使って焼成しました。
 今回はその第2段でした。今回は大学院の池淵君を中心に朝6時から始めて終わったのが夕方6時!皆さんお疲れのようでした。さて、おもしろい作品が焼けたのでしょうか?

2009年6月29日月曜日

両足院:清水卯一、保孝、志郎展

 建仁寺の中にある両足院で半夏生の庭園特別公開を見てきました。
半夏生は雑節の一つで、半夏という薬草が生える植物です。カタシログサという草の葉が名前の通り半分白くなって化粧して見えるようです。葉っぱなのに花のようにきれいでした。
 それと併設して人間国宝の清水卯一と保孝、志郎三代展が開催されていたので見てきました。清水志郎さんは、精華大学の卒業生です。
 画像は添付しないので皆さん是非見に行きましょう。


2009年6月25日木曜日

オープンキャンパス追記


ずらっと並ぶロクロの列・・・





と言うよりも、ロクロに向かう人の背中・・・
こんな光景が見てみたかったのです。
皆様、お付き合いいただきありがとうございました。


高校生来たる

本日は高校生が美術大学の授業を体験に来られました。



今日の授業ではマグカップに転写シートというシールを貼って、模様や図柄を描きます。
はじめに「自由とは?」に関するガイダンスを聞きます。
そして谷川俊太郎 作の「道」という詩を聞いて、
詩の内容をイメージの元にして描きます。
描くといっても切り絵のようなモノですが・・・


使う道具はこれだけです。あとはあなたのアイデア次第です。

そして奮闘すること1時間いろんな作品が出来上がってきました。

完成品勢揃い

参加者は同じ道具、同じ素材、同じ経験(詩)を持って制作しました。
しかしながら同じモノが一つと無い、
このことが美術の可能性であり、皆さんが自由だという証です。
ルールなどで行動に制限があったとしても、頭の中で考える事まで止めることはできません。
頭の中で考えること、すなわち想像力の疾走を止めることはできません。 

テーブルの上にあふれかえる「自由」から、皆さんの未来への無限の広がりを感じました。





2009年6月24日水曜日

オープンキャンパス開催

先日のブログでもふれましたが、6月21日にオープンキャンパスが開催されました。
今回は在学生を中心にして、ロクロ体験やナン窯などのワークショップを行い、多くの方に参加いただきました。







また8月1日(土)と2日(日)にもオープンキャンパスを開催します。
今回のオープンキャンパスよりも多くのイベントを用意しています。
次回もみなさまをお待ちしています!!

詳細については下記のサイトでチェックして下さい。

http://admission.kyoto-seika.ac.jp/open/

2009年6月22日月曜日

兵庫県出石市へ行きました!!!

朝5時に宮永先生の車に乗り込んで生徒4人で片道3時間かけて出石市へ行ってきました。
高校に8時に到着!!!!
宮永先生のワークショップのお手伝いに行ったんです。
高校生はピチピチで可愛かったです。
ワークショップの内容はテーマにそって色鮮やかなシルクスクリーンを切り取ってコップに貼付けて完成です。
その写真を撮るのを忘れてしまいました・・・すいません。
でも各々、個性的な作品が出来ました。

ワークショップは、お昼に終わり出石観光に繰り出しました!!!!!
出石は皿そばが有名で、その名の通り、お皿におソバが盛られて出てきます。

見て下さい!!!!モリモリです。


皆、無言でソバをすすり最後のソバ湯まで堪能しました。
出石を出て、美術館に向かいました。しかし、美術館は閉まっていて、屋外に精華大学の立体造形の内田先生の作品がありました。

真ん中の棒がユラユラ揺れて不思議でした。その後に達身寺という、お寺へ。
途中で制作が終わってしまった未完成の仏像様が88体、納められていて圧巻でした。
見て損は無いと思います。
途中で兵庫陶芸美術館にも寄り、学校に着いたのは10時前とハードな1日でしたが楽しかったです。

土のできる場所

先日、行ってきました。
愛知県は瀬戸の丸石窯業原料株式会社。

毎日わたしの活動内容の中核をなしている「土」。
「土」を生成してつくっておられる人がいるということを
忘れてはなりません。

油画をキャンパス張りから知るみたいに、
やきものも土づくりから知るべきだ。
と、最近ようやく気づきました。

丸石の会社では今日もたくさんの「土」“磁器土”がつくられています。

磁器のなめらかさは実にいいものです。

丸石の本社を見学しました。

円筒形のものはプレスされた磁器土です。

蛙目の文字が目に止まりますね。

2009年6月21日日曜日

オープンキャンパス開催中

オープンキャンパス準備中

只今、オープンキャンパスの準備中です!
今年のイベントは大学の入り口付近にテントを張り、ワークショップなどを体験できます。

■ワークショップ「10代ロクロ」
陶芸制作の醍醐味であるロクロ体験をしてみませんか?
在学生がお手伝いをしますので、気軽にご参加いただけます。
希望者には焼成後の作品をプレゼント。

■ 陶芸で焼くのは、土だけではない!
陶芸コースが造成した『タンドール窯』で焼く、焼きたての美味しいナン(インドのパン)を召し上がってみてください。
陶芸コースによるこの日限定のパン屋さんがオープンです。

■「生命力展」私たちの37日間
陶芸コース1回生の作品展を開催します。はじめての課題制作の成果を皆さんにご披露します。


また陶芸の実習棟では、入試の相談や施設の紹介をしています。

■ 受験相談と陶芸コース施設案内
担当教員が受験や進路相談を受付けます。
鉛筆デッサンを持参された方は指導も行います。
学生が施設を案内してくれるので、等身大の陶芸コースをぜひご覧ください。

■ 在校生作品展
陶芸コースの学生作品・ポートフォリオ・授業風景の写真などをパネル展示でご紹介します。

陶芸コースの在校生や教員が皆さんをお待ちしています!


2009年6月17日水曜日

ろくろワークショップ!

今日はろくろ室に潜入!!
2回生がろくろの実習をしている最中・・・と思いきや
奥村先生によるろくろのワークショップが開かれていました。


今日のワークショップでは先生が実際にやってこられた
ろくろによる様々な技法の実演がありました。


石膏型によるろくろ成形ではみんなびっくり!!
ろくろのいろんな使い方や可能性について直に触れることのできる
貴重な機会となりました。




2009年6月10日水曜日

白いハナシ

先日、行ってきました。
細見美術館の「白いやきものを楽しむ」の展覧会。
中国の白いやきものが並ぶ並ぶ。

キャンパス生地の白色は始めからそこにありますが、
白陶・白磁の白色はそうはいきません。
白いものをつくるには、始めから白でなくてはなりません。

白いことがきれいできれいで、わたしは興奮しました。
その中でも、「青白磁碗」。
すぅーっと吸い込まれて吸い込まれてしまいそうなそんな器だと思いました。

白いやきものは実にいいものです。



ガラスの実習もやっています。

今回は2回生のガラス実習の授業風景を紹介します!!
陶芸コースの2年次には、ガラス(前期)と金属(後期)の扱い方を学ぶプログラムが組まれています。土以外の素材に触れることで、土の特質をより深く知ることを目的としています。

今週はサンドブラスト(ガラス板の表面に砂を吹き付ける加工の方法)で模様や図柄を描く作業と、ガラスのキュービックを磨き上げる作業をしています。


《サンドブラスト》

専用のブースにマスキングをしたガラス板を入れ、砂を吹き付けて模様を描いていきます。
完成作品は次週公開します!


《ガラスキュービックの磨き上げ》

ポリッシャーという道具をつかってガラスの表面を磨き上げます。研磨材を荒い番手から細かい番手へと順番に研磨することで、ガラスの表面のキズを削り取り、フラットな表面に仕上げます。
ガラスのキュービックを光源に当てると、ガラスに光が透けて、色ガラスの重なりが見えてきます!

ちなみにこのポリッシャーという道具は陶磁器にも使えるので、この機械さえあれば、表面がピカピカな陶芸作品を作ることもできますよ。

2009年6月4日木曜日

異国の地からやってきた救世主

今日は精華陶芸の新しいお友達を紹介します。

その名もMr.まっきんとっしゅ

キャー うひょー

そのまっきんとっしゅ君で10月にある展覧会のDM(案内状)を作成中!!

でも

イラレ・・・・・・フォトショ・・・・・・

ん〜   ん〜  わかんな〜い


苦戦すること時間!!

まっきんとっしゅ君との熱い格闘の末

いいDMができそうな予感!!!!




これからもよろしく!!

まっきんとっしゅ