2013年7月11日木曜日

APP ARTS STUDIO vol.3 『かぶくとあそび』

こんにちは、院生です。
APP ARTS STUDIOも第三回となりました。
今回のテーマはかぶくとあそびです。日本の遊びと傾く(かぶく)という精神が生み出したアイデアが今日の生活に彩りを与えているといっても過言ではありません。

今回のプログラムを通して、そうした精神を理解することで現代においてもまた新しいアイデアが生まれるんではないかと思います。ぜひご参加下さい!


APP ARTS STUDIO vol.3「かぶくとあそび」

 APP ARTS STUDIOは、applied arts(応用芸術)としての「工芸」を作り手の視点から読み解くことを目的としたプロジェクトです。 「作ること」と「話すこと」のプログラムを通して、今日における工芸制作の方法を探っていきます。  今回のプログラムでは、日本の「遊び」や「傾く(かぶく)」に焦点をあて、らくがき加飾の漆椀のワークショップと文様にみる数寄者達の系譜についてのトークを開催します。 「遊び」や「かぶく」といった精神は、染織の衣装や漆器の意匠など多くの工芸品に反映され、生活を彩ってきました。 このような精神は、今日の生活を少しだけ豊かにするヒントを与えてくれるのではないでしょうか。

APP WORKSHOP「らくがき加飾でお椀をつくろう 」
 漆のお椀に加飾(模様を描くこと)と聞けば、少し難しそうな印象がありまが、漆のお椀には気軽に加飾された庶民的なものも多くあります。 このワークショップでは、落書きのように自由な加飾体験を通して、漆のお椀を制作します。  *アンティーク・ショップにて購入した漆椀を使用します。

時間 : 2013年7月20日(土)12:30 − 16:00
定員 : 8名 *要予約
料金 : 一般1,000円/学生800円(別途材料費1,500円)
講師 : 染谷 聡(漆芸作家)
2011年京都市立芸術大学漆工専攻博士課程満期修了。 現在同大学漆工専攻非常勤講師。漆芸における加飾を研究、京都を中心に作品発表を行っている。

APP TALK「文様にみる数寄者達の系譜」
 室町から江戸時代にかけての帯や着物などの染織文化にみる文様の話や、帯匠「誉田屋源兵衛」の仕事の話を中心に、「かぶく」や「あそび」について話して頂きます。

時間 : 2013年7月20日(土)17:00 − 19:00
料金 : 500円 *予約不要
講師 : 山口 源兵衛(帯匠「誉田屋源兵衛」代表)
2002年日経優秀賞、2003年日本文化大賞受賞。日本原種の繭「小石丸」の復活やフィリピンのドリームウィーバーの保存活動など染織技術の活性化に努めている。建築家などの異業種を交えた帯や着物作りに尽力。
司会 : 染谷 聡

APP WORKSHOP 予約方法
 氏名/郵便番号・住所/電話番号/メールアドレスを明記の上、【appartsstudio@gmail.com】までお申し込み下さい。当日まで受け付けていますが、定員になり次第、締め切らせて頂きます。詳細は、【http://appartsstudio.tumblr.com】にてご確認ください。

会場:〒604-8165 京都府京都市中京区室町三条下ル西側 帯匠「誉田屋源兵衛」
アクセス:地下鉄烏丸御池駅6番出口から徒歩6分/地下鉄四条駅2番出口から徒歩9分


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