2013年11月29日金曜日
院一回生の遠藤の個展情報、そして展示風景ちょっと公開!
こんにちは、院1の遠藤良太郎です。
11/25から遠藤の個展、「私は私をやめることは出来ぬ」がBAMI galleryにて始まりました。
2013.11.25 (mon) - 2014.01.20 (mon) gallery close
土日
12/18-1/8
open 12:00~18:00
土日
12/18-1/8
open 12:00~18:00
強い信仰の対象も、謎の土器も、輝く石も、 神々しく、そして意味があり、貴重なものだが、ある側面から見たとき、それらはただのオブジェクトになり得る。 まったく同じモノなのに、そこに向かう人間の想像力は強く、醜く、美しい、まさに自由自在だ。 今日も私は実像と虚像の狭間で心地良くゆれている。
詳しい場所など、HPにて!
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と、ここまでは展覧会情報でしたが、展示の風景もなかなか面白かったのでちょっと紹介。
今回展示の軸になっている作品です。
全体的に四角い。
四角いけど人を連想させるような形になっています。
まずギャラリーに作品を運び入れ、梱包を解き、いざ展示作業!
これがなかなか悩ましい。
この時点で迷ってたらいつまで経っても展示が終わらんので、とりあえず頭の中にあるイメージを元に大雑把に設置していきます。
展示台を置いて作品を乗せて雰囲気を確認し、イマイチならまた位置を修正して、、、
そんなことを何度も繰り返していきます。
このとき自分の作品の長所というか見せ所みたいなものを理解していないとものすごく悩みます。というか決定出来ないんです。
でも自分の作品の見せ所を理解するということは、簡単のようで結構難しいんです。
そんなこんなで位置を決めて最後に照明をいじります。
照明、これがまた面白くて、照明をちょっと変えるだけで全体の印象は大きく変わります。
例えばいつもは暖色系の照明を使っていたのですが、今回は白のLEDを使っています。
なので全体の印象は冷たく、凛とした場になったように思います。
今回の作品にはこっちのほうが相性が良いと考えてやってみました。
(ちょっとボルタンスキーみたい…)
まだまだ甘い所も多々ありますが、一度見て頂けたら嬉しいです。
よろしく御願いします。
質問等ありましたらフェイスブック等で連絡下さい。
2013年11月26日火曜日
2013年11月18日月曜日
南公二 陶展 『幸せ通りの時間楼』
南公二 陶展 『幸せ通りの時間楼』 2013・11・21(木)~12・1(日) 11・25(月)休み 12:00~18:00(最終日17:00) GALLERY & SPACE DELLA-PACE〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-9-10 黒澤ビル1FTEL/FAX 078-392-9638 http://della-pace.seesaa.net 南公二 2001年京都精華大学芸術学部造形学科陶芸専攻卒業 |
2013年11月15日金曜日
2013年11月12日火曜日
加藤亮太郎 作品展
加藤亮太郎 作品展 2013年11月15日(金)~19日(火) 午前11時~午後7時 しぶや黒田陶苑 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F tel 03-3499-3225 http://www.kurodatoen.co.jp/index2.html
加藤亮太郎 1998年 京都精華大学陶芸コース卒業
2000年 京都市立芸術大学大学院陶芸修了
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若杉聖子 作品展
若杉聖子 作品展 前半 2013年11月15日(金曜日) ~ 19日(火曜日) AM11:00 - 18:00 後半 2013年11月25日(月曜日) ~ 29日(金曜日) AM11:00 - 18:00 Abundante 兵庫県芦屋市精道町5-3精道アパート301号 Tel : 0797-25-0862 Fax : 0797-25-0864 http://www.abundante.jp 若杉聖子
2011年より京都精華大学非常勤講師
現在兵庫県三田市にて制作
国内外にて個展多数
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「わん・碗・OEN展」〜宮永号に乗って〜
昨日、「わん・碗・OEN展」〜次代を担う若者の作品展〜のレセプションがありました。
宮永先生の車(通称・宮永号)に乗り展覧会を見に行こうツアーが企画されたので、参加者の学生数名と一緒に展覧会を見に行くことに。
しかし、展覧会自体は17時に終わっていることに気づき、どうしたものかと京都陶磁器会館の門を叩くと、会館のスタッフさんが1人。ダメもとで展示が見たいと申し出ると、これからレセプションパーティーへ行こうと準備をしていたにもかかわらず、快く展示を見せて下さいました。
ありがとうございます。
京都陶磁器会館のスタッフさん。
ありがとうございます。
この「わん・碗・OEN展」、なんと今年は70人以上もの参加者がいて、展示会場は見渡す限り碗が並んでおり、まさに「京都秋の碗祭り 」状態でした。ちなみに全部ではありませんが、展示されている作品は販売もしていました。
そして、こちらはその展示の様子の一部です。
写真が汚いのは駆け足で見ていたためですのでご容赦ください。
こちら陶芸コース3回生の光本さんの作品。
「咲く花」
シンプルかつ、使い勝手の良さそうな綺麗な碗。
青色が効いています。
その姿、まるで卓上に咲く一輪の花の如し。
お次ぎは、4回生の萩原さんの作品。
「花碗」
色とりどりの花が碗の中で咲いています。
下絵に金彩という、沢山の技法を惜しみなく施してある贅沢な作品です。
赤いシールは売れた印!
萩原さん良かったですね。
こちらは同じく4回生の秋山さんの作品。
「SOU〜夫婦碗〜」
この一風変わった高台の模様は、化粧土を何度も何度も塗り重ねるという気の遠くなるような手間がかかっております。
柔らかな碗のラインからは秋山さんの性格の良さがにじみ出てきています。
こちらは院1の上平さんの作品。
「海底」
とても細かな模様が碗全体に彫られています。
狂気を感じる程の時間がこの作品には凝縮されているかのような存在感のある作品ですね。
さすがは院生です。
そんなこんなで駆け足で展示を見て、いざレセプションパーチー会場へ。
ざわざわしています。
遅れてきた4回生の山本くん。
手違いで、何故か1人学校に取り残され、1人電車で駆けつけてきました。
彼はやはり何か持っています。
こちらは今年から陶芸史の授業を担当している前崎先生です。
一緒にしゃべっている4回生の福田さん曰く、「勉強になるのに授業も面白いしもう最高!」らしいです。
皆さん一度陶芸史の授業を受けてみてはいかがでしょうか?
そうこうしているうちにレセプションパーティーが始まりました。
日本酒乾杯条例とかなんとかいうものにのっとって、日本酒で乾杯。
よくわからないけれど、日本酒はとても美味しかったです。
豪華な料理に舌鼓。
私はホタテの料理が好きでした。
山本くんはもう酔っぱらっているご様子。
一体どこを見ているのでしょうか。
日本酒好きの福田さんも美味しい日本酒 と料理にとても上機嫌。
よかったですね福田さん。
学生達が夢中になって料理にがっついていると、いつの間にやら碗展の表彰式が始まりました。一般投票により選ばれた10人の中から優秀賞9人、最優秀賞1人が選ばれます。
残念ながら精華の陶芸コースは誰も選ばれませんでした。
どうやら時代を先取りしすぎたようですね。
くやしい!
そしてみごと最優秀賞を勝ち取った人がこちら。
この小さな姿。
はて、どこかで…。
そうです、彼女は陶芸コースの卒業生の鈴木さん。
これはもう精華の陶芸コースが最優秀賞を勝ち取ったようなもんですね。
いやはや、鈴木さんおめでとうございます。
鈴木さんは今回の副賞として、今度ラジオ出演するのでよろしければそちらもチェックしてみてください。
表彰式が終わり、次は各学校の先生方1人ずつからの展覧会の講評。
我らが宮永先生も前に出て講評しておられました。
ありがたいお言葉でしたと言いたいところなのですが、私はいい感じに酔っぱらっていたため、先生が何を喋っていたのか全く覚えていません。
何も覚えてはいませんが、講評おつかれさまでした。
山本くんは終始上機嫌です。
光本さんのお酌でさらにお酒が進んでいますね。
いい顔してるぜ山本くん!!
福田さんはあれだけ飲み食いしていたにもかかわらず、理央くんの食べているものも狙っています。彼女の胃袋は宇宙です。
健やかであれ。
最後にみんなで鈴木さんを囲んで記念撮影。
鈴木さんおめでとうございます!
2013年11月6日水曜日
山口紗矢さんのレクチャー&ワークショップ!!
こんにちは、先日シンガポール在住の陶芸作家、山口紗矢さんによるレクチャー&ワークショップが行われました!
山口さんは精華の陶芸コースを卒業した後、日本の陶芸教室で6年間働き、その後シンガポールへ。そしてシンガポールで働きつつ作家活動を続けているとのことです。
まずは山口紗矢さんによるスライドレクチャーから始まりました。
スライドレクチャーでは学生時代の作品から現在に至るまで、作品のテーマやシンガポールでの暮らし、展覧会の話など様々な話を聞かせていただきました。
まずは松本先生のクオリティの高い導入。ベテランである。
山口紗矢さんの学生時代の作品。超パワフル!
(開始10分でデジカメの充電が切れるハプニング発生)
山口紗矢さんは学部時代は自然をテーマに、風化して行く自然、石や岩などの表情を用いて制作をしていたそうです。
現在も自然をテーマにしているのは変わっていないそうですが日本にいたときとシンガポールに来てからの自然の捉え方は徐々に変わっていったそうです。
シンガポールでは英語を学びながら陶芸教室で働き、コンペや企画展などに参加していったそうです。
シンガポールでの展覧会では抹茶碗100個ほどを展示し、それでそのままお茶会をするという形式をとっていました。まず器のアート作品というのがシンガポールではなかなか新鮮らしく好評だったそうです。
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スライドレクチャーを終え、WSが始まりました!
WSでは山口紗矢さんに器の制作をしていただきました。
その作業工程が普通の器とは違うところが多々あって面白いので順を追って紹介したいと思います。
まずは
高台づくり!まずは器のベースを作ります。
中から丸い棒みたいなので凹凸をつけていきます。
そして次はタタラ!バネワイヤーで粘土を切ってそこに顔料で色をつけたりつけなかったりします。この切った粘土をある程度の薄さまで地面に叩き付けて伸ばしていきます。
ここからみんなも参加!
ベチベチと地面に粘土を叩き付ける男達。
なんか変。
M氏「くっ!難しい!」
褒められたい一心で頑張るM氏。
「うまくできひん!!」
土下座スタイルで粘土ゲチャゲチャにしてる陶芸女子。
「あぁ!!うまくできひん!!」
相変わらず土下座スタイルで粘土をゲチャゲチャにしているようです。
左「くっ!!」
右「みんなヘタクソだなぁ、こうやるんですよ」
ブワァン!!
さすがの手さばき。引くレベルです。
伸ばした粘土はこんな表情になりました。
土の表面が伸びて独特な、不思議な模様になりました。面白い。
さぁみんなが四苦八苦しながら作ったタタラの出番がやって参りました!
これから最初に作った高台の上に伸ばしたタタラを乗せて巻いていきます。
乗せて巻いた後は、中の接続部分をヘラでならしていきます。
終始感じていたのですが、粘土って思っている以上に丈夫なんだなぁと思いました。
そして出来た器がコチラ。土の表情とか口の感じが絶妙、かっこいい!
男A「すごいっすねぇ」
マスクちっさ!
後半作っていた器はかなりアクロバットな、攻めた形状になっています。
一つの技法でもいろいろなものを生み出せるんだなぁ、ととても感心しました。
今回のWSで作られた器達は素焼きを経て、3月に山口紗矢さんに再びお越しいただいて釉がけをします。土の表情と顔料、そして釉薬。焼き上がりがとても楽しみです!
山口紗矢さん、レクチャーとWSありがとうございました!
そしてまた釉掛けのときはよろしくお願いします。
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