お久しぶりです。
皆さんご存知でしょうか、約一週間後の2月19日から京都市美術館で京都精華大学の卒業・修了制作展が行われることを。
つい最近豆まきやら恵方巻きやらでワイワイしていたと思ったらもうニ月も折り返すところ、ぼーっとしているとあっという間に時間は過ぎていきますね。
先日、上賀茂小学校へお茶碗作りのワークショップをするために、宮永先生と愉快な仲間達でお邪魔してきました。
六年生を対象に行われるワークショップは、授業を三回に分けて成形と削りそして最後に自分たちが作ったお茶碗を使ってお茶会をします。
今回は第一回目「成形編」です。
簡単な自己紹介をすませると、早速ワークショップが始まりました。
飲むという行為を通して、器への導入をするするっと進める宮永先生。
愉快な仲間達は普段とは違う環境に、まるで借りてきた猫のように緊張しています。
果たして、無事に生徒達にお茶碗の作り方を教えることは出来るのでしょうか。
次は折り紙でコップを作ります。
こんな感じのやつです。
普段あまり考えることの無い飲むという行為について考えてもらうため、折り紙で作ったコップで実際に水を飲んでもらいます。
そしてワークショップは進み、いよいよ粘土を使ってお茶碗を作ってもらうことに。
初めは冷たい粘土にキャアキャア声を上げる生徒達でしたが、いざ始まるとあっという間に自分たちの世界へ入り込んでいき、皆黙々と自分のお茶碗を作っていました。
こちらはジャンボサイズのお茶碗、なかなかの力作です。
午前中の一組と三組の授業が終わる頃にはもうお昼の時間になり、さっきまで静かだった廊下には子供達の楽しそうな声が響いています。
さっきまでお茶碗を作っていた生徒達も先生と一緒に給食を取りにいきます。
白い割烹着を着たかわいいちびっ子達が次々に出てきます。
給食、あぁなんて懐かしい響きなんだ…。
私たちも昼食をとるため一旦大学へ戻ります。
そしてお昼休みが終わる頃再び小学校へ。
本日最後の二組の授業が始まりました。
優しくおしえているのはおっちょこちょいなちょい子ちゃん。
今日はしっかりとお姉さんとして頑張っています。
頑張れちょい子ちゃん。
派手なウインドブレーカーがトレードマークの鈴木君は教えることにやっと慣れた様子、笑顔で生徒達に教えています。
明るい彼はすぐにみんなの人気者です。
元気モリモリ個性豊かな作品てんこ盛り、こんな感じで一回目のワークショップは無事終了。
それにしても、小学生の集中力と常識に捕われない発想力には驚かされるばかりでした。
次回は削りの作業が待っています。
それではまた来週!
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