院生がぁ、
大阪にぃ、
やってきたぁぁぁぁ!
先日、院生の授業で大阪へ色々展覧会を見に行ってきました。
なかなか京都で生活していると大阪へ行く機会が無いので、大阪はまだ未知の世界です。
建物が高いぜ大阪。
まずはARTCOURT Galleryへ西野康造さんの個展を見に行きました。
西野さんは、合金などの金属を使った立体作品を作られていて、ワールドトレードセンターなど様々な場所に作品がコレクションされています。
説明するよりも調べた方が多分詳しく分かってもらえると思うので、気になる方は要チェック!
入り口から入ってすぐ、なんじゃこりゃ。
壁から円盤のようなものが生えています。
とても細い金属を溶接でつないである作品でした。
美しいーーーーーーーーーーーーー。
写真を撮り忘れたのですが、これは壁に三本の杭のようなものだけで固定されています。
どうなってんだ。
お次ぎはとても大きな作品です。
遠藤も作品の大きさに驚いていますね。
綺麗な色もさることながら、 何が凄いってこの作品もの凄く長いんです。
ずらぁぁぁぁ
ずらららぁぁぁぁぁぁ
ずるらぁああん、とこんなに長いんです。
先に進むにつれ徐々に細くなっていき、最後は髪の毛かと思う程の細さになります。
25メートルくらいの長さの作品です。
でかいーーーー。
しかも最後は壁から離れているんです。
もう意味が分からないです。
ものを支えているものは、先ほどの写真にあった白いヤツだけです。
どうやらチタン合金で出来ているらしいのですが、土以外の素材の事にはからっきし知識が無いのでどんなってんのかサッパリです。
こんなつなぎ目でした。
他にももう一つ、入り口にあったものが大きくなったような作品。
これも信じられないですが壁に少しだけ接しているだけで宙に浮いているんです。
怖い!
西野さんの展覧会の後は懐かしの丸田先生の個展へGO!
丸田先生のマニアック陶芸の世界は、西野さんのスタイリッシュな作品と真逆な世界。
沖縄の様々な土や木を採取しつつ作品にするという、とてもマニアックな制作を続けられています。
安心スルーーーーーーーーー。
これがレクチャーでも言っていたクチャです。
これクチャですか?と聞いたら「クチャクチャしてつくったんや。」と挨拶もそこそこに素敵な親父ギャグをぶち込んでくれました。
安心スルーーーーーー。
そしてこれがガジュマル灰だったかマングローブ灰だったかとにかく沖縄の木で作った釉薬です。
そしてこれはレクチャーの中で紹介された穴窯で焼いた作品だそうです。
薄らと灰釉がのっていて器の蒼さを引き立てています。
綺麗ですね。
他にも沢山作品が並べられていました。
丸田先生の技を盗もうと色々質問させてもらいました。
気さくな丸田先生と喋っていたらあっという間に時間が過ぎていきました。
丸田先生どうもありがとうございました。
そして今回の大阪ツアーの〆は山極さんの個展を見るため京都へ。
ギャラリー揺さんへこんちわ!
とても落ち着く空間にてんてんと展示されているその様子はまるでイッツ•スモール•チマワールド!!
ふんわりとした時間を感じられる作品たちです。
洋室の隣は畳がひかれた和室です。
畳と作品が何やら不思議とマッチしています。
マッチでーす!!
チンさんはもう落ち着きすぎてくつろいじゃってますね。
何を見てんだろうなと思ったら、
あ、あったー!
実はお庭にも少し展示してあります。
色々ありましたが、実際に見に行くべし。
お茶とかりんとうを頂きながら最近のチマさんの制作について色々聞く事が出来ました。
学校を出てから陶芸を続ける方法は色々あるなあと、あらためて考えさせられた時間でした。
いつもより盛りだくさんだった院生の大阪ツアーは以上で終了。
今度はパラミタミュージアムへ若杉先生の作品を見に行ってきます!
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