APP WORKSHOP「時季のよそおい」では日本の文化、風習に沿って行われる“節句”にまつわるプログラムを提案していきます。今回は、一年の始まりの節句であるお正月に合わせて“おせち”のワークショップを開催します。おせち料理とは本来節日に作られる料理のことを指しますが、節日のうち最も重要なのが正月であることから、正月料理を指す言葉として用いられるようになりました。めでたさを“重ねる”という意味で、縁起をかついで五段の重箱に盛りつけるのがならわしで、重箱に詰められる料理や素材は皆それぞれに意味や縁起を持っています。今回は、手間や時間をかけることの少なくなったお正月という節句を、格式張らない陶の重箱制作とおせち料理の縁起をひも解きながら味わっていただくことで体験して頂きます。一足早い日本の節句を楽しんでいただくと共に、来るお正月の参考にしていただければと思います。
APP WORKSHOP 陶箱のおせち
板状の粘土を型紙に合わせてカットして組み合わせ、素朴な風合いのある陶器の二段重箱を制作します。また、焼き上げた重箱にVolverの宍倉慈さんによるおせち料理を盛り付けて召し上がっていただきながら、おせちの盛り付け方や素材の縁起についても学んでいきます。
日程｜全2回
第1回 …11月23日（日）13:00−18:00〈陶器の重箱制作〉
第2回 …12月7日（日）13:00−15:00〈おせちの盛り付け、食事会〉
定員｜6名（※要予約）
料金｜7,000円（重箱制作￥4,500、おせち料理￥2,500 ※材料費込み）
※第1回目はエプロンなど、汚れてもいい服装でお越し下さい。
※最後に陶箱を持ち帰っていただきますので、第2回目は持ち帰り用の袋などをご持参下さい。
講師｜
宍倉 慈（料理／盛り付け）
フードケータリング「Volver」を主宰。有機野菜作りに関わりながら、旬の食材の美味しさを引き出す料理を作る。また食材が最も美味しく、楽しく食べられるための盛り付けを提案。2014年６月よりレストラン「Volver」を不定期でオープン。http://shishikuramegumi.com/
山極 千真沙（陶芸家）
陶磁器による作品、器の制作発表を行う。2007年京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸コース卒業、2013年京都市産業技術研究所伝統産業技術者研修陶磁器コース修了
WORKSHOP予約方法｜
氏名/住所/電話番号/メールアドレスを明記の上、【appartsstudio@gmail.com】までお申し込み下さい。当日まで受け付けていますが、定員になり次第、締め切らせて頂きます。詳細は【http://appartsstudio.tumblr.com】にてご確認下さい。
会場｜Art Lab Ocean
〒601-8005 京都市南区東九条西岩本町10オーシャンプリントビルOAC 1階
JR京都駅八条口より徒歩約5分/市営地下鉄京都駅八条口より徒歩約7分
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