2014年5月9日金曜日

火って見つめてると何だかホッとするよね!

どうもこんにちわ院生です。
元気ですか?
暖かくなってきましたね。
カエルも鳴き出してきました。
春です。
窯場の方で何やらざわざわした気配を感じたのでカメラを持って駆けつけると、そこには何やら炎を吐き出しているものがありました。
あれは一体なんなのか…。




「ヘァ!」
あれは院生の田中…、一体何をしているのか?

もっと近づいてみるともう1人の院生、平井がいます。
2人で何やら祈りを捧げているようですね。
春です。

あちあちです。
近づくと産毛はいつの間にかチリチリになる程の熱さです。

炎を吹き出していたものの正体はこいつでした。
そうです、皆さんご存知の陶芸コース手作り移動式窯です。
「彼は窯である、名前はまだない。」
平井は最近夏目漱石でも読んだのでしょうか?

「ブブブブボボボボホホホホホホホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン」
なんじゃこりゃぁ!?

まあそうですね、扇風機です。

陶芸コースの扇風機君はとてもジャンボです。
こいつのパワーは半端じゃねぇぜ!!
これで風を送りつつ煙を飛ばします。

火の勢いが衰えてきていますが、どこからともかく田中が継ぎから継ぎに木材を運んでくるので大丈夫です。

じゃんじゃんぶち込んでいきます。

炎の勢いは衰えていますが、窯自体に蓄熱しているので、窯はとてもあちあちです。
アットいう間に燃えてきました。

じゃんじゃんぶち込んでます。
じゃんじゃんぶち込んでいきます。
ジャンジャンバリバリ
ジャンジャンバリバリ

炎を見つめる田中。

じ〜っと見つめています。

「よく燃えろよ。」

「まだいける!」

「もっと燃えろ!!じゃんじゃん燃えろ!!!」

もっと燃やすべくジャンボ君を焚き口に近づけ風を送り込んでいます。

焚き口からはバチバチという音がしています。
もう熱い、ああ熱い。

「もっともっと…、」

「燃えろー!」

「ポゥッ!!」

かなりの火柱が立ちました。
満足げな表情を炎の向こうで田中は浮かべています。

「えぇ?なんだよー?」

「それなんだよー?」

「めちゃもえてるよー?」

「めちゃ熱いよ!」
院生のチンも騒ぎを聞きつけてきました。

「燃えすぎてなんかもうおもしろいよー」
 
さんざん騒いでいましたが彼らが一体何をしているのかというと、来週この窯を使って作品を焼くために窯を空焚きして湿気を飛ばしているところなのです。
だからジャンジャンバリバリ木を燃やしていたのです。
薪だけでも焚く事は出来るのですが、松などの薪は高級です。
今回はそこらに落ちている薪になりそうな木を拾って集め、それと灯油を使って ソーダ窯をする予定です。

コツコツと4月から集め始めてこんだけ集まりました。
別の場所にもう一台分ぐらいあります。
なんかこれはこれでカッコいい感じがするのは何故でしょう。
日常の至る所に様々な「美」が転がっていますね。
それに気づけるかどうかですね。
たまには散歩でもしてみようかな。

春だし。

「そうですねぇ。」

「外にさーっと塗れて、」

「目をっ、目をやられたっ!」

「中にちゅーっと注入な。」

「それはとってもべんりですね!」
 
「来週の窯焚きの様子をお楽しみに!!!」



院生でした。

2014年5月7日水曜日

ハルさんの搬入のお手伝いに行ってきましたよ!

 こんにちは、院生の田中です。
先日、元陶芸コース助手のハルさんに個展搬入のお手伝いを頼まれたので、ギャラリー恵風さんに行ってきました。

この日は陶芸コースOBの山本さんと河井君も一緒に作業をしました。
僕以外の三人は筋肉モリモリなので「正直、僕ここにいる必要ねえなぁ。」なんてことを考えながらも一生懸命お手伝いしてきました。(主に梱包をといたり展示台のガタつきを直したりライトを設置したりなどなど)
ちなみに、完全に白目を剥いているのが山本さん、坊主頭のほうが河井君です。



ようやく一段落ついたので写真を
こちらがこの個展の主、ハルさんです。
現在は信楽で制作をされていますが、決して助手を首になった訳ではなく、厳しくも優しい助手っぷりで三年間陶芸コースの助手を勤め上げられました。
僕も学部生の頃から大変お世話になりました。

こちらがハルさんの作品の一つ。
写真の取り方が雑だったため、あまり良い写真ではありませんが、土が持っている力強さを感じる事の出来る作品です。
作品の表面をこれでもかというくらい研磨しているので土で出来ているなんて思えない程の輝きを放っているのでピカピカです。
ピカピカしている写真は撮り忘れました。
今回はオブジェだけではなく、器や花器なのど小物の展示もされています。
この力強い作品を作った人と同一人物とは思えない、とても繊細で綺麗な作品です。
繊細さが伝わるような写真は撮り忘れました。

思わず触りたくなる程の輝き、触れることをためらってしまう程の繊細な小物達を、是非ご自分の目で確かめてきてください。





松本 治幸 陶展
Haruyuki Matsumoto Exhibition

2014年5月6日(火)-5月11日(日)

12:00~19:00(最終日18:00まで)


ギャラリー恵風


〒606-8392 京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側

電話番号:075-771-1011

松本 治幸

    
2008  京都精華大学 芸術学部陶芸専攻卒業 
   2010  京都精華大学 大学院芸術研究科修了

2014年5月5日月曜日

松本 治幸 陶展 ギャラリー恵風

松本 治幸 陶展
Haruyuki Matsumoto Exhibition

2014年5月6日(火)-5月11日(日)

12:00~19:00(最終日18:00まで)


ギャラリー恵風


〒606-8392 京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側

電話番号:075-771-1011

松本 治幸 
2008  京都精華大学 芸術学部陶芸専攻卒業     2010  京都精華大学 大学院芸術研究科修了

2014年5月2日金曜日

3回生初授業!



はじめましての方も
お久しぶりの方も

皆さんこんばんは!!
\3回生です/


いよいよ学生生活も折り返しに入ってしまいましたが!
そんなことなど気にしません!
私たちは毎日せっせと型抜きに励みます


そうです
3回生初の授業は泥粧鋳込みです


鋳込みは石膏による型作りから始まります
授業の3分の1くらいは石膏との格闘です

石膏が固まらないうちに
使った道具のお掃除です。


時間がかかった型作り・・

しかし!

型が出来さえすればこっちのもの!
ひたすら泥粧を流しては
型から抜けるのをひたすら待つだけ!

流しては待ち、流しては待ち・・・

ポン ポン ポン ポン

型から作品を抜いていきます。

時間を有効に使うため
小物を作る村々

澄んだ瞳で見つめてきます
うまく型はぬけたのでしょうか



ところで
 泥粧を流す鋳込み口を作るためには
ペットボトルが必要です。

中身はスタッフがおいしくいただきました。




そんな鋳込み授業も
中盤にさしかかったある日・・



ドドーーーン!!


「ポテチ1kg買ってきたでーー!!」
  

   4回生のエマさん!   
突如始まるポテチパーティー!



両手にはドリンク! 目の前にはポテチ!

あがるテンション!!!



1回生〜院生まで、制作の手を止めポテチに群がります

そんな皆をダイジェストでどうぞ


 宮永先生と院生の太郎さん
笑顔がはじけてステキですね


モグモグ モグモグ
めがね美女のマホちゃんは
量に驚きながらももぐもぐ食べます



手のブレに勢いを感じます



こちらは1回生のお二人
陶芸科の楽しさが伝わったのでしょう
こちらもステキな笑顔です




皆、思う存分ポテチを食べると
自分たちの作業に戻って行き
あっという間にパーティーはお開きになりました
 

たくさん食べました!
ごちそうさまでした。




「さぁ〜て、鋳込み鋳込み〜」

〜地味クラブ部長 松さん〜の巻


こんばんは!

続きまして、
またまた金継ぎレクチャー、題して「地味クラブ」
第二弾!!
今回は松さん特集です。

どどーん!

でっでっでたーーーーー!!!
金!!!!!

前回、ご説明した通りです。
松さんの私物です。

うはー!


今回はパテ削りと蒔絵です。
パテをきれいに削った後、上から漆を塗り金を蒔きます。
さっそうと金を蒔く松島さん。
いや、蒔島さん。
筆で優しく金を蒔いた後、
素早く筆を動かすと金がもっとピカピカになるそうな。

サッサッサッ

松さん「おお・・・!」

感動の輝きです。
お写真はのちほど!



次は中川先輩のターン

生駒先生のご指導がはいります。

先生「金使う時はな、喋ったアカンねんで。」
中川先輩「はいっ!」
松さん「・・・。(同じポーズ)」
光本先輩「!!」


光本先輩「じゃあ私も・・・」
(同じポーズ)

可愛い。


さすが我らのボス、中川先輩。
熟練の職人顔負けの迫力です。
(※普段はもっと美しいお顔の方です)


パテ削りに苦戦し、完全に出遅れているチャッピー。
「先生!できた!!できた!!!」
やっと削りが終わったご様子。


「エリカ!こっち向いてっ!!」

余裕ぶっこいてブログ用の写真を撮りだす。

先生「まだボコボコやん。」
チャ「・・・・。」
やり直しですってよ。


「できたーー!!」
おっとこちらは
もう一人の太田さん(回し蹴り)が完成した様子。

手前のはコロボックルです。



綺麗にできてご満悦です。




こうして金を蒔かれた器たち
どうですか、格があがったでしょうか。

次回は最後の仕上げに入ります。

華やかになった器たちの姿をお楽しみに〜

地味クラブ


おはこんばんちは!

3回生のチャッピー
コロボックル昭江です。



先日から生駒先生による「金継ぎレクチャー」が始まっております。


放課後、3回生〜院生まで割れてしまった器を持ち寄り
資料室でわさわさ金継ぎの指導を受けます。


※3回生の回し蹴りと昭江とチャッピーは
金継ぎのレクチャーを受けたいがために
わざとハンマーで器を割ったということは内緒です。



金継ぎの由来、道具、やり方etc...
丁寧に教えてくださる生駒先生。


わさわさわさ・・・


金継ぎとは、
割れた器を修正するためだけのものではなく
その器をより格上にするための技法だそうです。
日本 素敵。


「洒落た美意識やな。」by昭江



ちなみに、皆さん気になっているであろう金のお値段は
1gあたり¥7000です。


そんな金額を聞き震え上がる学生達の中、、、


「あ、僕  金買います。」


!!?


さすが陶芸コース新・助手
松さん!!!
漢の経済力!!!!!!



もちろん学生達のお財布にそんな余裕はございません。

今回は生駒先生が用意してくださった
金を使わせていただいております。

ありがたや・・・
学生万歳。




さてさて、
前フリはここまでにしまして
本題の金継ぎです。


まずは、割れた部分をアルコールを使って綺麗にします。
「傷口にアルコールを塗りたくるなんて酷いことするわ・・・」
と、ぼやきながら作業するチャッピー氏


綺麗にした後はその傷口に接着剤を塗ります。
ここで一つ豆知識!

接着剤はひっつくものがないと乾かないんです!

あとの作業の為にも早く乾かさないと!
ということで
松さんとバービーさんにタバコを吸っていただきました。

 
 


「煙!!煙ください!!!!」





「しょーがないなぁ」




「ありがとうございます!!!」

副流煙に群がりながら地味クラブの女子達は
次の工程、パテ埋めに挑みます。




\\1分で練って、4分で作業、5分で硬化//

パテ埋めは、時間との勝負です
うすーく切ったパテを素早く練ります
パイ生地のように練るのがコツ!


「おもしろいことやってるなぁ」
松本先生も見学に来る中


ねりねりネリネリ

ペタペタぺたぺた




            パテは少し厚めに埋めて1日置きます。


\パテもりもり/

この日の作業はここまで!次回は削り
そしていよいよ!!

金を蒔きます
まきえさんです




最後に松島さんから
美味しいチョコを頂きましたが
食べるのに夢中で写真がないので・・・

金継ぎにテンションがあがって
やらかしてしまった二人の写真でさようなら〜


         「ちょっ、エリカさんが大丈夫って言うからー!」
             




丸田憲良さんによる特別講義「沖縄の陶芸」ーーーー!!!!

パナリ焼きんちゅ「こんにちは、先日丸田憲良さんによる特別講義がありました!
その特別講義の様子をご紹介シマース!」

まず、「沖縄の陶芸」といわれて初めに連想するのは、シーサー、、、だとか赤茶色い焼き上がり、、、だとか、、、そんなイメージくらいしか思いつかなかったのですが、今回の講義を受けて、より沖縄の陶芸について理解が深まったように思います!


「ざわざわ」


「ざわわ」


「ざわわ ざわわ」


奥におられるのが丸田憲良先生。(例のごとくちゃんと写真撮れてない私)
松本先生のリラックスした雰囲気の導入から特別講義がスタート!

丸田憲良先生は、沖縄県立芸術大学美術工芸学部教授を務めており、つい先日退官なさったばかりです。

まずは沖縄の風土について、また沖縄の地理的位置、歴史的背景についても触れつつ、受講生に質問をしながら進んでいきます。

どうやら沖縄の陶芸というのは、1920年頃、濱田庄司や河井寛次郎が沖縄の陶芸を評価したこともあり、そのあたりからどんどんと本格化していく流れとなったようです。

しかし1945年、終戦のときには、戦争によってそれまで作られた作品はほとんど焼かれてしまい消失してしまったようです。
その結果、沖縄の陶芸は1から再出発することになります。
その後、現在に至るまで、戦前に栄えていた沖縄陶芸、民芸の流れを引きずっている、という傾向があるようです。

ここから沖縄にいる間、フィールドワークによって発見した原料などの話を中心に展開していきます!



「クチャです!」

これは沖縄にしか無いという不思議な土、クチャです!名前が独特でなんだかよくわからないけど口に出して言いたくなる、クチャです!



クチャという土は、融点が低いので
1250℃で焼いちゃうとこんな感じでブツブツのドロドロになってしまうようです。けどかっこいい、後ろで見ているチンさんも感心しております。


その後も沖縄でしか採取できない原料が紹介されていきます。



「コンニチハ、ヤギの糞ダヨ!」

ヤギの糞かと思いきや、これも沖縄で採取された原料です!
その名もマンガンノジュール!マンガンと鉄が含まれた原料らしく、粉状に砕いて塗って焼いたらすぐに使えるようです。すごい!

し、か、も、太っ腹な丸田憲良先生のご好意によって受講生一人一人に一粒ずつプレゼント!!ありがとうございまーす!!!

それにしてもかっこいい名前です、マンガンノジュール。
けど沖縄では別名ヤギの糞らしい。ぽいけど・・・うん。



そんなこんなで和やかなムードのまま、無事特別講義は終わりました。

沖縄の陶芸について理解が深まったと同時に、とっても沖縄に行きたくなりました!
丸田憲良先生、ありがとうございました!!