2014年5月2日金曜日

丸田憲良さんによる特別講義「沖縄の陶芸」ーーーー!!!!

パナリ焼きんちゅ「こんにちは、先日丸田憲良さんによる特別講義がありました!
その特別講義の様子をご紹介シマース!」

まず、「沖縄の陶芸」といわれて初めに連想するのは、シーサー、、、だとか赤茶色い焼き上がり、、、だとか、、、そんなイメージくらいしか思いつかなかったのですが、今回の講義を受けて、より沖縄の陶芸について理解が深まったように思います!


「ざわざわ」


「ざわわ」


「ざわわ ざわわ」


奥におられるのが丸田憲良先生。(例のごとくちゃんと写真撮れてない私)
松本先生のリラックスした雰囲気の導入から特別講義がスタート!

丸田憲良先生は、沖縄県立芸術大学美術工芸学部教授を務めており、つい先日退官なさったばかりです。

まずは沖縄の風土について、また沖縄の地理的位置、歴史的背景についても触れつつ、受講生に質問をしながら進んでいきます。

どうやら沖縄の陶芸というのは、1920年頃、濱田庄司や河井寛次郎が沖縄の陶芸を評価したこともあり、そのあたりからどんどんと本格化していく流れとなったようです。

しかし1945年、終戦のときには、戦争によってそれまで作られた作品はほとんど焼かれてしまい消失してしまったようです。
その結果、沖縄の陶芸は1から再出発することになります。
その後、現在に至るまで、戦前に栄えていた沖縄陶芸、民芸の流れを引きずっている、という傾向があるようです。

ここから沖縄にいる間、フィールドワークによって発見した原料などの話を中心に展開していきます!



「クチャです!」

これは沖縄にしか無いという不思議な土、クチャです!名前が独特でなんだかよくわからないけど口に出して言いたくなる、クチャです!



クチャという土は、融点が低いので
1250℃で焼いちゃうとこんな感じでブツブツのドロドロになってしまうようです。けどかっこいい、後ろで見ているチンさんも感心しております。


その後も沖縄でしか採取できない原料が紹介されていきます。



「コンニチハ、ヤギの糞ダヨ!」

ヤギの糞かと思いきや、これも沖縄で採取された原料です!
その名もマンガンノジュール!マンガンと鉄が含まれた原料らしく、粉状に砕いて塗って焼いたらすぐに使えるようです。すごい!

し、か、も、太っ腹な丸田憲良先生のご好意によって受講生一人一人に一粒ずつプレゼント!!ありがとうございまーす!!!

それにしてもかっこいい名前です、マンガンノジュール。
けど沖縄では別名ヤギの糞らしい。ぽいけど・・・うん。



そんなこんなで和やかなムードのまま、無事特別講義は終わりました。

沖縄の陶芸について理解が深まったと同時に、とっても沖縄に行きたくなりました!
丸田憲良先生、ありがとうございました!!



















0 件のコメント:

コメントを投稿