この授業は、絵を描くと共にロクロ成形も学びます。
授業初日は授業内容の説明と土練りの練習が行われました。
絵に関しては、自主的に写生、模写などを積み重ねて絵付けに向けて筆に慣れ親しんでもらいます。
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菊練り |
授業二日目は、ロクロ成形のための道具(トンボ・コテ・シッピキ・カンナ)作りです。
三日目から、いよいよロクロ成形開始。皆が一律のサイズで5客セットの
蕎麦猪口づくりをめざします。
まずは「土ごろし」、これが、なかなか難しいのです。
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土ごろし | | | |
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そして「土取り」、蕎麦猪口を作るうえで必要な分量を見極めます。
そこから「バイ」という形にして、「シッピキ」で切り離す練習。
切り離すことができないと、量産できません。コツを掴むべし、がんばれ!
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「土取り」から「バイ」へ |
マン・ツー・マン指導コーナーでは、ロクロのポイントに気づいてもらいます。
見た感じほど、スパルタではありません…よ…念のため。
4日目以降は、自作の道具類を準備して、いよいよ土を引き上げて猪口の形にします。
トンボは直径と深さを測る道具ですが、なかなか同じ大きさ、形にはなりません。
とにかく、たくさん作る!
なんとなく、たくさん作るのではなく、要点を一つ一つ思い出しながら。
5日目終了時には、それらしい形も見受けられましたよ。
次回から、乾燥させた半渇きの作品を削る作業にはいります。