今回の素材演習では、漆を素材とした作品を発表されている石塚源太さんをゲスト講師にお迎えして、「金継ぎ」のワークショップを行ないました。
それぞれが欠けたり、割れたうつわを準備しました。(その場で心決めて割った学生もいました。。。)まず、かけた部分にパテやエポキシで補修します。
パテが硬化したらデザインナイフと紙やすりで表面を仕上げていきます。
こんな感じです。
石塚先生の実演に興味津々。
次にカシューで補修した部分を面相筆でなぞります。
するとどうです!いい感じに金継ぎをすることができました。
器だけでなく、オブジェなどでもこの技法をつかって補修することができます。展覧会の搬入前などにはもってこい!!
金継ぎという技法はただ単に補修することだけでなく、うつわの新たな価値を見出すための技法でもあります。この技法から作品を展開する学生が出ていても面白いかも。
金継ぎという技法はただ単に補修することだけでなく、うつわの新たな価値を見出すための技法でもあります。この技法から作品を展開する学生が出ていても面白いかも。
また石塚さんにはapp arts programには自作についてプレゼンテーションをして頂きました。
詳しくはこちら
次回の素材演習からは最終課題としてこれまでの実習で習得した技法を用いた作品を制作します。
「ただの技法ではなく新たな価値を生み出す」いい言葉ですね。
返信削除ただの焼き物ではなく新たな価値を生み出す事によって作品となるのです。
「ただの石ころ」や「ただの風景」が作品となり得るために必要なこと・・・
それは、思想や哲学を持って新たな価値を生み出す事です。
大学在学中にそのロジックをぜひ身につけていただきたい!
否也、身につけていただきます。