2014年3月13日木曜日

上賀茂小学校ワークショップ!!!!最終回

ぼーっとしていたらうっかり書くのを忘れてしまったワークショップの最終回の様子をお伝えします。

とうとう上賀茂小学校でのワークショップも大詰めです。
最終回となる今回は、今までのワークショップで作った器を使ってのお茶会。
自分で作った器でお茶会をするなんて、なかなか出来ない貴重な体験です。

今日はお茶会という事もあり、学生スタッフも普段の汚れてもよい格好とは違ってピシッとキメてきています。
お茶会は空間をプロデュースする事も要素の1つ、細かい事かもしれませんがこれは大切な事なのです。

学校へ到着すると早速手分けしてお茶会の準備、こっちではお抹茶と茶道具を用意。

こちらはお茶菓子の用意をしています。

こちらが本日のお茶会セットになります。
写真の茶碗は生徒が作ったものではありませんが、茶碗と茶筅、お茶菓子の3点セット。
お茶菓子は上賀茂小学校にちなんで上賀茂神社を模したものです。
アポロと小さな鳥居のお菓子、かわいいです。

早速始まったお茶会。
学校で甘いものやお菓子を食べるのって不思議といつもよりおいしく感じますよね。
かわいいお茶菓子を食べた後はお抹茶です。
それぞれ自分で作った茶碗にお抹茶が配られます。

次にお湯を注ぎます。

お湯が注がれたら待ちに待った茶を点てる時間。
宮永先生と学生スタッフの監督のもとみんなせっせと茶を点てていきます。

しゃかしゃかしゃかしゃか…


しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか…


しゃかしゃかしゃかしゃか…


しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか…

お茶が点てられたらクイッと飲みます。
普段の飲むお茶とちがって濃い味のお抹茶、飲み終わったらこの表情。
思ってたより苦かったかな。
この苦さを美味しいと感じれるようになったら大人の階段を1つ登れたと思ってもらって大丈夫です。
苦い汁を啜ってみんな大人になっていきます。

飲み終わったら飲み口を綺麗にして、自分の器の鑑賞の時間。
回してみたりひっくり返してみたり、友達のと見比べてみたりといろいろな見方をする生徒達。
自分の茶碗の出来栄えはどうでしょうか、納得いくものになったでしょうか。

そして最後はみんなで礼。
これでワークショップはすべて終わりです。
この中から将来陶芸の道に進んでくれる子が出てきてくれること、精華大学陶芸コースを選んでくれることを願いつつ、我々は上賀茂小学校を後にしました。

「みんな、期待してるで!」

それでは皆さんさようなら。







2014年3月11日火曜日

蟻のように働く

こんにちは。
もう3月になったというのに今だ雪がちらついている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は陶芸コース毎年恒例の引っ越しの日でした。
その様子、ちょろっとお見せしていきます。
松本先生が、引っ越し作業をするにあたっての心構え、そしてだいたいの部屋割りを123回生に説いています。
ピンクのエプロンがとてもキュートな増田君、松本先生のありがたいお言葉をしみじみ聞いています。 
 
早速引っ越し作業が始まりました。
例年に比べ、個人の私物の量が半端ではない23回生たちは、運ぶものは盛りだくさんです。
1回生もお手伝いしています。

じゃんじゃん運んでいます。
量がはんぱじゃないです。

あっというまにてんこ盛りの荷物が運び入れられます。
しかしこれでまだ半分くらいです。
一体どこにこれだけの荷物をしまっていたのか。
不思議がいっぱい陶芸コースです。

あらかた荷物を運び出したら、1回生達のために掃き掃除をします。
やはり使ったものは借りる前よりも綺麗にして返すことが大切です。
何気ない事ですが、これが日本にオリンピックをもたらしたおもてなし精神につながっていきます。

そして23回生の部屋が綺麗になったら、お次ぎは1回生の部屋です。
23回生の引っ越しを1回生がお手伝いしてくれたので23回生も手伝います。
こうやって日頃からチームワークを鍛え、夏の登り窯合宿へと備えていくのです。

23回生に比べ荷物の量が少ない1回生。


さささっと荷物が運ばれていきます。

ささっ

さささっ

ささささっ

さささささっ

あっという間に綺麗になりました。
これで新1回生を鵜帰る準備はバッチリです。

引っ越し作業は終わりましたが、作業机の場所決めやらロッカーの場所決めやら、先輩達が残していった遺産(いらなくなった道具)の発掘作業やらいろいろな事がまだ残っています。
果たして今日中に終わるのか、終わらないのか。
まぁ皆さん頑張ってください。




2014年3月10日月曜日

番浦匠 陶展


番浦匠 陶展

古代の遺跡を思わせる造形に、アラベスク風模様を
施したオブジェや香炉、ペルシャの花模様を描いた
器や花器など独自のエキゾチックな雰囲気を持つ作品
を展覧いたします。           DMより

番浦匠  1991年 京都精華大学陶芸コース卒業

会期
2014年  3月12日 (水)  ~  18日 (火)
10:00AM ~ 20:00PM 最終日は16:00PMまで

会場
髙島屋京都店 6F美術工芸サロン
京都市下京区四条通河原町西入真町52
Tel 075-221-8811


2014年3月9日日曜日

4回生BOX展

みなさんこんにちは!!
夏からリレー形式で続いてきたBOX展もいよいよ最後です
最後だからこそ宣伝させていただきます!!
 
BOX展 
〈3月 川瀬理央・萩原由香〉
 
日時 
3月4日~ 11:00-19:00 月曜定休
 
場所 
クラフトギャラリー集
京都府京都市中京区 丸木材木町680-3
地下鉄「烏丸御池駅」下車東へ3分、阪急「烏丸駅」下車10分
 
 
川瀬は楽焼の器を、萩原はマンガン金釉の器を展示即売しています 
噂によればもう売れたとか売れてないとか。 
 しかも、3月中旬から集は改修工事があり、大体の作品がなんと30%OFF!!
 これはもう行くっきゃない!!
みんな集に急ごう!!


2014年3月6日木曜日

山口紗矢展


山口紗矢展

山口紗矢 2003年 京都精華大学大学院陶芸コース修了
 現在 シンガポールでの陶芸教室勤務、作家活動

日時
2014.3.17 (Mon)  ~  3.29 (Sat)
11:00AM ~ 19:00PM
日曜日、祝日は休廊 最終日17:00PMまで

場所
Gallery RYO
大阪市北区曾根崎 2-5-1
Tel 06-6363-0230



2014年3月4日火曜日

レッツおはぎパーティー!!!

今日は何の日?
おはぎの日!!
正確には昨日ですが、おはぎ食べたいねという一言から始まった、おはぎを作って食べる会が開かれました。
そうです、おはぎパーティーです。


レッツおはぎ!
この日のためにハスキーさんは小豆を炊いてきてくれました。
ありがたやありがたや。

もちろん餅米もバッチリ用意してあります。
もちもちです。
炊きあがった餅米をひたすら練って半殺しにします。

川瀬君は、おはぎを振る舞ってくれるのに何も用意しない訳にはいかないと、最近食べて美味しかったからそばがきを作りますといってそば粉を練りだしました。

 相も変わらずステキな笑顔です。

川瀬君がそばがきを作っていsる間にみんなでおはぎを作ります。
ハスキーさんがきな粉も持ってきてくれたのできな粉おはぎも作りました。

そうこうしているうちに、川瀬君特製のそばがきが完成。
みんな初めて見るそばがきに戸惑いを隠せません。
あきえさんは不思議そうに「これは本当に食えるのか?」じっとそばがきを見つめていました。
まるでまっくろくろすけを見つけたときのメイちゃんのようですね。

   
そばがきに気を取られているうちにおはぎ完成。

いい感じに出来ました。
このおはぎを盛りつけた器はもちろん陶芸コースの学生が作ったものです。
黒々とした立派な大皿です。
おはぎが栄えます。
あんこときな粉がまだ残っていたのでまた餅米を炊く事に。
でもとりあえず出来たおはぎが食べたいので食べます。
  
早速みんなで食べます。
上賀茂小学校ワークショップを終え、そのままとんぼ返りで次の仕事へと急ぐ宮永先生。
先生からは「程よい甘さでとても美味しい。」というグルメコメントも頂きました。

みんな食べています。

食べます。

ひたすら食べます。
  
ロクロ場にいた秋山さんももりもり食べます。
 
秋山さんがいるという事は朝日君もいます。
まりまり食べます。

おはぎの次は川瀬君の作ったそばがきです。
みんなそばがきは初挑戦なのでなかなか手をつけません。
意を決してファンヨン君がそばがきに箸をつけます。
川瀬君曰く、わさび醤油が美味しいらしいとの事なので、急遽わさび醤油も用意しました。
陶芸コースは何でもあります。

食べたら急にこの表情のまま無言のファンヨン君。
美味しいのか、はたまた不味いのか。

その表情からだけでは何も伝わってこないので、皆次々にそばがきに群がっていきます。

食べたとたんにこの表情。

エマさんも。

あの光本さんでさえこの表情。
私も食べましたが、初体験の何とも言えないそばがき独特の食感と味。
食べたらこんな感じの顔になりました。
美味しいとも不味いともいえない不思議な味のそばがき。
これがそばがきとしての味なのか、もっと美味しいものなのか、それとも失敗してしまったのか、何しろ初体験のそばがき、皆困惑していました。
何はともあれいろいろ試した結果、黒密に付けて食べたら一番美味しかったです。
生菓子のような感覚で食べる事が出来ました。

  
みんなのそばがきへの反応にふてくされながら川瀬君はおはぎを食べていました。
なんだかんだで良い1日になり、おはぎパーティーは大成功でした。

次は餃子パーティーとかしたいです。

 



2014年3月3日月曜日

APP ARTS STUDIO vol. 8『漆のかざりとかたち』

どうも院生です。
続けてAPP ART STUDIO vol.8の案内もしちゃいます。
こちらはトークではなく、ワークショップの案内になります。

今回のワークショップは、漆を使ったワークショップ。
イケメン漆芸作家のお二人が優しく指導してくれますので、初心者の方でも気軽に楽しむ事が出来るはずです。
漆を通して工芸に触れてみませんか?




APP ARTS STUDIO vol. 8漆のかざりとかたち

APP ARTS STUDIOは、applied arts(応用芸術)としての「工芸」を作り手の視点から読み解くことを目的としたプロジェクトです。「作ること」と「話すこと」のプログラムを通して、今日における工芸制作の方法を探っていきます。今回のプログラムでは、漆を扱うニ人の作家が、陶工・河井寬次郎(1890-1966)の技法から着想し、漆芸における装飾技法である〈うるし絵〉と、造形技法である〈乾漆〉を用いて、それぞれに展開した漆のかざりとかたちを体験して頂きます。

APP WORKSHOP
漆小皿のらくがき加飾
落書きのように自由な加飾を通して、〈うるし絵〉の小皿を制作します。自らの名前を文様化した加飾と、河井寬次郎が用いた〈打釉〉という釉薬を無造作に表面に投げかける技法にならった加飾をおこないます。

金網でつくる漆菓子小鉢
仏像や器物の造形技法である〈乾漆〉を用いて、菓子小鉢を制作します。河井寬次郎はさまざまな造形を生み出しますが、晩年に〈球体〉というかたちにたどり着きます。そこで今回は、身の回りにある丸いものから金網で半球の型をとり、和紙を貼り、漆を塗り重ねていきます。

日程:全2回12:30-17:00
第1回    3月15日(土)文様作り、小皿の加飾
第2回    3月22日(土)金網による造形、和紙貼り、漆の塗り
定員:9名 *要予約
料金:7,000円
*エプロンなど、汚れてもいい服装でお越し下さい。
*作品は乾燥後、後日発送いたします。
*かぶれにくい漆を使用し、手袋等の道具はこちらで準備いたしますが、かぶれには個人差がありますので、あらかじめご了承下さい。

講師:染谷聡(漆芸作家)
2014年京都市立芸術大学漆工専攻博士後期課程修了。同大学漆工専攻非常勤講師。漆芸における加飾を研究し、京都を中心に作品発表。

講師:石塚源太(漆芸作家)
2008年京都市立芸術大学大学院工芸科漆工専攻修了。漆の質感や技法から発想し、京都を中心に制作活動を行っている。http://gentaishizuka.tumblr.com/

予約方法:
氏名/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレスを明記の上、【appartsstudio@gmail.com】までお申し込み下さい。当日まで受け付けていますが、定員になり次第、締め切らせて頂きます。詳細は、【http://appartsstudio.tumblr.com】にてご確認ください。

会場:
Art Lab Ocean 〒601-8005京都市南区東九条西岩本町10オーシャンプリントビルOAC1階
アクセス:JR京都駅八条東口より徒歩約5分/市営地下鉄京都駅八条東口より徒歩約7分/近鉄京都駅より徒歩約7分