2011年6月30日木曜日

初めてのパラミタ陶芸大賞展

2011年6月25日松本先生の作品が展示されているパラミタ陶芸大賞展に行ってきました!
更新遅れてごめんね☆
2回生の愉快な仲間たちと宮永先生と先生の娘さんとで行ってきました



道中、精華の眠瀬眠央(ネムセネムオ)ことリオくんがグースカピースカ眠っております
って!横オレやん!?



夢から覚めればそこはパラミタミュージアム……ではなく!そこには!?

トコトコトコトコトコ

太陽サンサンおはようサン
あっ!!!!!!!!!!!!!!!
こんな所に自然のアオシスが!!!!!!!!!!!!!
ちょっと寄り道で〜す♫

着いた先はななななんと!椿大神社でした
猿田彦大神という神様をまつわる日本最古の神社なのです!
では中に入ってみよう




この円のなかを「水無月の夏越しの祓するひとは〜」と唱えながら示された方向に三回くぐると長生きするらしいよ〜
この後、宮永先生と娘さんは祈祷をやってもらいました!雑念は祓われたかな?


お参りもしとかないとねっ(山本ふざけんなっ!!ww)

さぁ お腹がすいたところでパラミタへLets Go!!


無事到着!パラミタミュージアム・パラミタ陶芸大賞展!!!
さぁさぁさぁ念願の美術館に着きました
なんということでしょう
匠の手によってまるで土が絵画のように、また巨大遺跡のように立ち現れているではありませんか。作品を目の前にして僕たちはあっという間に引き込まれていきました。
細部までこだわられた作品、豪快かつ繊細な作品、個性のある作品ばかりで僕達は見ている時、これはどうやって作られているのか?作品を作るにあたってどんな思いがあったのか?
そんなことを考えながら長〜い時間作品鑑賞にのめり込んでいました。
最後には好きな作品に投票することができるので投票もしてきました!
誰に投票したかって? グへへへへへへww
展覧会は7月31日まで展示されているので一度足を運ばれてはいかがですか?


帰り道では会場から5分程度の所にある片岡温泉に行ってきました!!
手に汗にぎる作品を見て興奮した後に温泉でリフレッシュ!!!!!するのもいいですよ〜
ぜひぜひパラミタ陶芸展の後にこちらもどうぞ!オススメです!!

以上!陶芸2回生 ふぁんよんでした!
(お風呂の後にはコーヒー牛乳ってね!!)

2011年6月28日火曜日

3回生 陶芸1 鋳込み技法 05 合評1

遅くなりましたが
鋳込み技法の合評です。

テーマとなる「いつ」「どこで」「なんのために」
のカードを全員で書き込み、そのカードをシャッフルして再分配します。


そして、新たに生まれた「いつ」「どこで」「なんのために」のテーマにあった作品を制作する。

それでは司会の西垣さん
よろしくお願いします。

トップバッターはプレゼンクィーン荒木さんからです。
いろいろな条件を荒木イズムに仕上げる強者です。
トップが荒木さんで次の人はプレッシャーではないのかしら?

「2222年2月22日 家で 人類終焉のために」
人類の生命が終わるとわかったとき
私は何かを残すために、日記をつけはじめる。
しかし、三日坊主で終わってしまった。
結局 いつもどおりの私。
何も変わらない毎日、そして世界

いつもどおりがただ、過ぎていった。

絶対普遍的な数字を作品にしました。


しなやかにピンチを切り抜ける荒木さん
このしなやかさが作品にリアリティーをもたらすのですね。
全てに於いて等身大であるというのが良いですね。

プレゼンクィーンの圧力にやられ気味の皆さん。

次は留学生の鄭 讚恵さんです。
「お昼、野原で インド旅行のために」
旅に出かける!
行き先がインド!!!
太陽の光がさんさんと照っているお昼
心地よいそよ風が吹いてくる野原で、私は腹ばいになって旅のプランを練る〜
何よりもフルーツが豊かなインド〜
マンゴー、アップル、パインアップル、グレープフルーツ
そして、日本で珍しいパパイヤ!!!
インドに行ったら本当に食べれるの?
想像しただけで幸せ〜

パパイヤを型取り、陶器に置き換えました。

かろやかであっけらかんとした作品です。
タイトルにもぴったり合ってるし、
完成度の高さがかろやかさを支えてくれているのですね。
丁寧に作られていてビックリしました。

精華大陶芸コースtwitter(http://twitter.com/#!/seikaceramics)キャラクターの「たろうくん」の生みの親
田中太郎君です。
「四億五千年前に 桜の木の下で 暇つぶしのために」

むかしむかし
まだ地球に
何もなかったころ
まだどこにも生き物がいなかったころ

在るはずのない桜の木の下
この世のすべてを司る全知全能の神がいた
しかし
いくら全知全能の神といえども
自分以外なにもないこの世界
ヒマでヒマでしかたがなかった
退屈でしかなかった
あるとき
神はおもむろに足下の土を握りしめ
七日七晩飲まず食わず
寝る間も惜しんであるモノを作り出した
「角つけたらよくね?」
「腕とかつけまくったらよくね?」
「あれ?これかっこよくね?」
「これ、強そうじゃね?」
「よくねくね?」

こうして地球に新しい生命が
彼らがこの世に誕生したのであった


田中博士やるじゃないですか!
出来が良いですよ。
そして愉しそー

人間に与えられた最も平等なもの「時間」
それを作品のコンセプトにも、制作にもしっかり活かした作品ですね。



陶芸コースの3回生の守護神、河井君です。
「6日後 川で 花見をする」
川の中に花びらが流れている。
桜の花びらだ
6日後お花見に行く約束をしているのに・・・
これ以上散ったら困る・・・
せめて・・・
雨がふらないように、てるてる坊主を作ろう。


陶器で永遠のてるてる坊主を作った。
それをどこかの木のしたに吊しておく
みんなの「晴れますように」という願いを叶えるために




白虎こと遠藤君です。
同級生は彼のことを「遠藤さん」と呼びます。

「もうずっと昔 海のそばで 安心するために」
何かに危険を感じている

自らが消滅することに対する不安

不安を払拭するため世の中のあらゆるものは対応する

それは本能を通り越して現象のように感じる

その現象を掘り下げていくと元素まで辿り着いた

ずっと昔から元素レベルの反応は今も続くであろう

人間はモノを作り出すためには経験が必要である。
新しいモノを作っているつもりでも、それは経験に基づいている。
アーティストに必要なのは、等身大の経験と、それを作品化する思考である。

それは連綿とつづく
そんな遠藤君でした。
最近成長が著しい遠藤君、どこまでのびるのか楽しみです。
「反社会学講座」はどこまで響くのか!



2011年6月27日月曜日

2回生 ひねり造形 1

2回生のひねり造形実習が始まりました。
はじめに「膨張」または「収縮」というテーマどちらかを選んで作文を書いてきます。
その作文を元にドローイングを描きディスカッションをする事から始まります。

ディスカッションは5人程度の班ごとに進めます。
また班にはリーダーが居て、そのリーダーがディスカッションの進行役です。

班のメンバーに作品を理解してもらえるまでディスカッションは続きます。






認められてからエスキースを制作。
そして作品の問題点を先生ではなく同級生に相談して進めていきます。


飯尾さんの作品の問題点を皆で相談する。
「私、こんなの作りたいけど、強度に自信がないねんけど・・・」


そして「あーだ」「こーだ」と相談するメンバー達



飯干さんの相談にのる菅生さん
飯干「なぜか、不細工な作品になってしまいます。どうすれば格好良く作れますか?」
菅生「完成のイメージを強く持って作れば格好良くできるはず。あなたならできるわよ!」
 そんなかんじの会話だったような・・・




そして各自はエスキース制作に没頭していくのです。



福田さんは実制作に入っています。
薄くて柔らかい土を立たせようと、しなやかな指さばき。



思案の坩堝を制作中の哲央君
混沌からなにがうまれるのか




飯尾さんの悩みの種
作品は成長の種なのですよ。
(22時間勤務ご苦労様でした。)


生物名「爆発」を製造中の望月ハカセ



わたしをみつめる 神田さんのエスキース
作る順番を考えてください!ナツキチ! わが子の名前はトオキチ


秋山さんが制作中なのは、風船となり宇宙になる部品たち




このハリネズミは2回生の稲妻こと、今井ボルト君の作品
ひっくり返すと金魚鉢になるそうです。
さすが、ボルトくん稲妻アイデアですね。



ディスカッションの為の資料たち。
ディスカッションはまだまだ続きます。




最後は2回生の雄、オザキンです。
天然ですが重力を感じさせない、丁寧な立ちを作るんですよ。
すごい才能の持ち主かもしれません・・・かもね!
参考作品 作品の立ち(発ち)がいいでしょ!



オザキン「作りたいモン、作るモンねー
   そして誰も私を止めることは出来ない   エヘ!」





2011年6月25日土曜日

素材演習1C_12

今回の素材演習では以前に焼成していたパート・ド・ヴェールの型外しを行ないました。
針金を外して、植木鉢をとって、石膏を軽くたたくと、
オットセイ!
ちょんまげドーナッツ!

あとは水で洗ってあげるとさらにきれいになります。

 その後は最終課題として、これまで実習した技法をもとに個別に作品を制作しました。各自個別にプレゼンを行い、制作にはいっています。皆さん真剣な表情です。


次週も引き続き個人課題をおこなって行きます。
実験的でいてクオリティーの高い作品を期待しています!

2011年6月23日木曜日

1回生 絵画基礎1 vol.4


絵画基礎1ついに終盤!
素焼きの窯出しをして、施釉室に移動して釉がけをします。

  
絵にはさわらないように慎重にね~

そこ持って大丈夫?



施釉は釉薬の入った大きなバケツを真ん中に対面に2列に並んで順番にかけていきます。
説明された内容・注意点をしっかり頭の中に入れてくださいよ~。




ほんとに余裕なのかい!?




ほとんどの人が施釉し終わったら、作品を再び窯場に移動。
50キロの窯に順次窯詰めを開始です。
共同作業ですから、役割分担して効率よく窯詰めがすすむようにしなければいけません。



3回生「W」くん参戦、1回生に窯詰め指導中
電気窯、還元焼成。
焼成も役割分担しながら、レバー操作、還元の雰囲気、温度と時間の調整を実地で学びます。


そして授業最終日。窯出しをして合評に望みます。5客をそろえて提出です。(目標は30客作ること、その中から5客を選ぶ)
さてさて…どうでしょうか。






 制作に集中した時間が正直に作品にあらわれます。
単に上手い、下手の話だけではありません。そもそも、現段階で上手い、下手の差というのは、なが~い目で見れば知れています。

合評では、自作についての説明と感じたこと、気づいたことを発表します。

実習の楽しかった思い出に浸るもよし。

自分について深く考えるもよし…

熱い想いを、ぶちまけるもよし!


思うようにいかないと自分はロクロに向いていないのではないか…と考えてしまいがちですが、まだまだ始まったばかりです。
一言にロクロといっても一様ではありません、もっと広く知り、経験すれば別の見方が現れます。


タイトなスケジュールの絵画基礎1ですが、1ヶ月以上の頑張りが形になり、各々が満足の様子です。
お疲れ様でした。