2011年2月17日木曜日

はじまりましたよ5


はじまりましたよ
2回生進級制作展がマロニエ

おいしいものを食べると幸せになったり、感動することができます。
私たちはひとりひとり、作品をおいしい料理をつくるようにじっくり丹念に制作しました。
私達のひとときを感じて頂きたく、この案内をお送りします。

続いては3階の展示をご案内します



「食欲」 西垣純子


おなかがすいた、ごはんが食べたい。




「未来の思い出」 中西菜津美


あの人とのピクニックに
ウキウキしている女の子。
ウキウキしすぎて
現在と未来が交ざってしまった。
これはもはや大切な思い出になっています。
バスケットの中に
入っているものなどは想像して下さい。




「冥府祈祷師」 田村真晃


この作品は自分なりに思う「死」をイメージした作品である。

死というものは誰でも怖いものだが、

自分はこの死を、

自分が考えたストーリーと絡めて、立体作品にした。

この作品のイメージモデルは「死神」である。

死神に魂を吸い取られ、死後の世界へと旅立つ

というストーリーの下で制作した。

地獄の番犬「ケルベロス」が守るあの世への入口から始まり、

最終的に一番上まで昇天していく、という流れである。

頭の白い部分が、死神の目にして、

吸い取られた魂となっている。








「小さな星」荒木亜美

大丈夫、

あなたには星があるから。




「マシンルーレット」 久保木要


彼は自ら電動を名乗った。




「わたしの宝箱」 増田菜摘


 小さい頃の記憶。

 山に落ちてるどんぐりや木の実を

 ポケットに入れて、引き出しや箱の中にしまう。

 それを綺麗に整理して飾ると、


 それはたちまち宝物になる。

 誰もが経験ある


 そんな昔の気持ちを

 思い出して懐かしんで欲しい。





「連鎖矩形態」 遠藤遼太郎


 自然の中にある美しさを自分なりに解釈し、

 それを抽出して形にしました。




サラツノジカ」 中村正治


詳しくは会場の説明をお読み下さい。





「感情」 小林航


自然をイメージすると
大地、森林、海などが思い浮かぶ。
しかしそれだけなのだろうか。
何かを思い浮かべる時、
ふとしたものである。
それは自然なことだ。
すなわち感情も自然であると考える。
僕は感情のままに自然を感情に置き変えた。






はじまりましたよ4


はじまりましたよ
2回生進級制作展がマロニエ

おいしいものを食べると幸せになったり、感動することができます。
私たちはひとりひとり、作品をおいしい料理をつくるようにじっくり丹念に制作しました。
私達のひとときを感じて頂きたく、この案内をお送りします。

まずは4回の展示からご案内します。





「瓶に秘める」 本田春野

瓶が好きです。

古いもの、新しいもの、

中身の見えるもの、見えないもの…。

瓶に秘められたものが何であるかはその人だけの“秘密”です。


「タワー」 チョン・チャンへ

懐かしい。高いところ上がってリフレッシュする。

見えてくるこの風景は去っていく大切な過去の時間。

そして、これから開かれる未来。

懐かしい、その未来。



「無題」 河井宏之


内側の構造も、とてもおもしろいです。

会場に来られる際は是非のぞきこんでみてくださいね。


「Q&A」キム・ジエ

我々が生きて行きながら生ずる疑問と

それに対した答えや生活の中で分かって行くことが積もるのを表現した。


「かるくて、おもたいところ」 稲垣歩

私の知る限りこの世の中で最もかるくておもたいところ、病院。

言葉にすれば短くて、いろいろ考えさせられる場所。

もしも病院という場所が存在しなければ、人は人を救わないのかな。



「あこがれ」 岩永侑香里

現状の痛みをかんじつつ、

崩壊しながらも、

ゆかいに踊るということ。

それは夢のなかにいるようでもあり、

酔ったようでもある、

狂気じみた世界。


「思考迷路」 小林真夏


物事を思い悩むというのは、迷路に迷い込むのに似ている。

気が付けばスタートもゴールもわからない。

思考が巡っては同じ所に着いたり、行き止まったりする。

まるで脳そのものが迷路の様だ。

今、僕の脳はゴールの無い迷路と化している。


「communication」 上平梨加

あなたはどう思いますか?


「a sewing kit」 倉田優

母のソーイングボックスは古くて懐かしい匂いがした

小さい服を作るために開いただろう

ソーイングキットはその時使われた

温かい気持ちは今 解ること

私はそれでアクセサリーを作った


「四つ葉」 平岩ともり

四つ葉が見つからなくて、諦めたことはありますか。

でも、「絶対にある」と分かると安心するし、

見つからなくても、「今は見つからないだけ」と

希望をもつことができるのではないでしょうか。

ここには、あります。


「Hellesponts」

ヘレーの沈んだ海を想像のままに。

死んでいった幼いヘレーに愛をこめて。



「世俗にまみれて」 平井秀

この難解な人間社会にのまれながらも

笑っていこうと私は決意した。

これが私の処世術になるだろう。


「遠い海の記憶」 青木美智子

この作品のコンセプトは

「遠い昔、生きていた海の生物」です。

古代昔生きていた海の生き物を想像して作りました。

一番大きな作品の中の部分はこの生き物の臓器です。

この作品から遠い昔の海を想像して頂けたら幸いです。


底に施されている「臓器」はガラスでできていて、とても神秘的です。


「 テレビに密かに住む妖怪」 田中太郎

日常を斜め横から見た時、

裏側で密かに暮らしている不思議な妖怪達。

僕らの暮らす日常が、妖怪達で溢れていると思ったら、

この世界もまだまだ捨てたものじゃないと思えてくる。

テレビの調子が悪いのは、きっとこいつらが住んでいるから。



はじまりましたよ3

はじまりましたよ
3回生進級制作展がマロニエ
タイトルは「O O P A R T S 」

「OOPARTS」という単語には、「時代錯誤の遺物」という意味があります。
 わたしたは、時代や形式にとらわれず、さまざまな方法で試行錯誤しながらも独自の痕跡を残していきたいという願いを込め、 自分たちなりに「OOPARTS」の解釈をくみ取り制作発表をします。
私達の痕跡を後世に残すために皆様のご来場をお待ちしています。

































小川さんの作品は超逆行のため撮影不可能でした。
皆さん現場に足をお運び下さい。