2013年11月12日火曜日

「わん・碗・OEN展」〜宮永号に乗って〜

 昨日、「わん・碗・OEN展」〜次代を担う若者の作品展〜のレセプションがありました。
宮永先生の車(通称・宮永号)に乗り展覧会を見に行こうツアーが企画されたので、参加者の学生数名と一緒に展覧会を見に行くことに。

しかし、展覧会自体は17時に終わっていることに気づき、どうしたものかと京都陶磁器会館の門を叩くと、会館のスタッフさんが1人。ダメもとで展示が見たいと申し出ると、これからレセプションパーティーへ行こうと準備をしていたにもかかわらず、快く展示を見せて下さいました。

ありがとうございます。

京都陶磁器会館のスタッフさん。

ありがとうございます。

この「わん・碗・OEN展」、なんと今年は70人以上もの参加者がいて、展示会場は見渡す限り碗が並んでおり、まさに「京都秋の碗祭り  」状態でした。ちなみに全部ではありませんが、展示されている作品は販売もしていました。
そして、こちらはその展示の様子の一部です。
写真が汚いのは駆け足で見ていたためですのでご容赦ください。

こちら陶芸コース3回生の光本さんの作品。

「咲く花」

シンプルかつ、使い勝手の良さそうな綺麗な碗。
青色が効いています。
その姿、まるで卓上に咲く一輪の花の如し。

お次ぎは、4回生の萩原さんの作品。

「花碗」

色とりどりの花が碗の中で咲いています。
下絵に金彩という、沢山の技法を惜しみなく施してある贅沢な作品です。
赤いシールは売れた印!
萩原さん良かったですね。

こちらは同じく4回生の秋山さんの作品。

 「SOU〜夫婦碗〜」

この一風変わった高台の模様は、化粧土を何度も何度も塗り重ねるという気の遠くなるような手間がかかっております。
柔らかな碗のラインからは秋山さんの性格の良さがにじみ出てきています。

こちらは院1の上平さんの作品。

「海底」

とても細かな模様が碗全体に彫られています。
狂気を感じる程の時間がこの作品には凝縮されているかのような存在感のある作品ですね。
 さすがは院生です。

そんなこんなで駆け足で展示を見て、いざレセプションパーチー会場へ。
ざわざわしています。

遅れてきた4回生の山本くん。
手違いで、何故か1人学校に取り残され、1人電車で駆けつけてきました。
彼はやはり何か持っています。

こちらは今年から陶芸史の授業を担当している前崎先生です。
一緒にしゃべっている4回生の福田さん曰く、「勉強になるのに授業も面白いしもう最高!」らしいです。
皆さん一度陶芸史の授業を受けてみてはいかがでしょうか?

そうこうしているうちにレセプションパーティーが始まりました。
日本酒乾杯条例とかなんとかいうものにのっとって、日本酒で乾杯。
よくわからないけれど、日本酒はとても美味しかったです。

豪華な料理に舌鼓。
私はホタテの料理が好きでした。
山本くんはもう酔っぱらっているご様子。
一体どこを見ているのでしょうか。 

日本酒好きの福田さんも美味しい日本酒 と料理にとても上機嫌。
よかったですね福田さん。
  
学生達が夢中になって料理にがっついていると、いつの間にやら碗展の表彰式が始まりました。一般投票により選ばれた10人の中から優秀賞9人、最優秀賞1人が選ばれます。
残念ながら精華の陶芸コースは誰も選ばれませんでした。
どうやら時代を先取りしすぎたようですね。
くやしい!
  
そしてみごと最優秀賞を勝ち取った人がこちら。
この小さな姿。
はて、どこかで…。

そうです、彼女は陶芸コースの卒業生の鈴木さん。
これはもう精華の陶芸コースが最優秀賞を勝ち取ったようなもんですね。
いやはや、鈴木さんおめでとうございます。
鈴木さんは今回の副賞として、今度ラジオ出演するのでよろしければそちらもチェックしてみてください。 

表彰式が終わり、次は各学校の先生方1人ずつからの展覧会の講評。
我らが宮永先生も前に出て講評しておられました。
ありがたいお言葉でしたと言いたいところなのですが、私はいい感じに酔っぱらっていたため、先生が何を喋っていたのか全く覚えていません。

何も覚えてはいませんが、講評おつかれさまでした。

山本くんは終始上機嫌です。
光本さんのお酌でさらにお酒が進んでいますね。
いい顔してるぜ山本くん!!

福田さんはあれだけ飲み食いしていたにもかかわらず、理央くんの食べているものも狙っています。彼女の胃袋は宇宙です。
 健やかであれ。

最後にみんなで鈴木さんを囲んで記念撮影。
鈴木さんおめでとうございます!















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