2013年6月7日金曜日

APP ARTS STUDIO vol.2「繕いの発想」

こんにちは、院生です。
今回はAPP ARTS STUDIO vol.2のお知らせです!
今回のプログラムは下記にもある通り「繕い」を軸に行われます。

APP WORKSHOPでは石塚源太さん監修のもと、陶片を自由につなぎ合わせ接着部分を金で装飾し、オリジナルのアクセサリーを作ります。(もちろん作ったアクセサリーは持って帰れます!)

APP TALKではギャラリー啓の川崎啓さんが、日本の衣服の歴史から素材の再生法、生活の中から生まれた知恵を紹介します。

こうした「繕い」というアイデアは大量消費の中で生きる私たちにとって大きな意味があり、そして大きな可能性があるように思います。
モノ作りをしている方もそうでない方も、ぜひお越し下さい!




APP ARTS STUDIO vol.2「繕いの発想」

 APP ARTS STUDIOは、applied arts(応用芸術)としての「工芸」を作り手の視点から読み解くことを目的としたプロジェクトです。「作ること」と「話すこと」のプログラムを通して、今日における工芸制作の方法を探っていきます。今回のプログラムでは、「繕うこと」に焦点をあて、金継で作る陶片アクセサリーのワークショップと、日本の衣服の歴史、素材の再生についてのトークを開催します。先人たちは、割れた陶器を漆で接着し、金で装飾することや、衣服の破れた部分を布で継ぎはぎすることによってモノの生命を蘇らせてきました。こうした過去の生活で培われた「繕い」の精神は、今日の生活に新たな驚きと喜びをもたらしてくれるのではないでしょうか。

APP WORKSHOP「金継で作る陶片アクセサリー 」
 金継は、割れた陶器に金で飾り、モノを蘇らす方法として人々に親しまれてきました。本ワークショップでは、陶片をパズルのようにつなぎ、接着部分を金で装飾します。出来上がった作品は持ち帰っていただけます。

時間 : 2013年6月15日(土)14:00 − 18:00
定員 : 10名
料金 : 一般1,000円/学生800円 (別途材料費1,000円)
*要予約
講師 : 石塚 源太(漆芸作家)
2008年 京都市立芸術大学大学院工芸科漆工専攻修了。
現在、京都を中心に制作活動を展開している。
2013年8月アートスペース虹(京都)にて個展予定。

APP TALK「日本の衣服の歴史、素材の再生法 」
 ギャラリー啓では、籐・大麻・苧麻(チョマ)・しな・コウゾなどの草木の繊維から作られた「自然布」を中心に、人間の生活の中から生まれ、時代を経て尚かつ美しさと新しさを感じさせる古民具や焼きものなどを取り扱っています。日本で木綿が使われる以前の「衣」の素材に注目し、庶民の歴史や知恵について紹介します。

時間 : 2013年6月15日(土)19:00 − 21:00
料金 : 500円 *予約不要
講師 : 川崎 啓(ギャラリー啓)
司会 : 石塚 源太

APP WORKSHOP 予約方法
氏名/郵便番号・住所/電話番号/メールアドレスを明記の上、【appartsstudio@gmail.com】までお申し込み下さい。当日まで受け付けていますが、定員になり次第、締め切らせて頂きます。
会場 : Art Lab Ocean 
〒601-8005京都市南区東九条西岩本町10オーシャンプリントビル/OAC1階
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下記のURLから今までのAPP ART STUDIOでの活動内容も見ることができるので、ぜひご覧下さい。

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